解説:
久遠寺 梗子 [くおんじ きょうこ]
久遠寺医院、久遠寺 嘉親と久遠寺 菊乃の次女。婿養子・久遠寺 牧朗の妻。
虚弱な姉・久遠寺 涼子と正反対に天真爛漫な性格。
牧朗と結婚するも牧朗が性的不能者であることを知らず、自分に指1本触れない牧朗への当てつけに見習い医師の内藤 赳夫と通じるようになる。
牧朗を愛しているが故に極めて特殊な想像妊娠によって20ヶ月もの間妊娠状態にあったが、中禅寺 秋彦の憑き物落としの最中に腹が裂け妊娠状態は終了する。
実は久遠寺 牧朗が失踪したと思われていたその日、牧朗と大喧嘩をして牧朗の脇腹をナイフで刺したがその記憶は妄想によって封印されていた。
事件の全容が明らかになり姉・涼子が自殺した夜、姉や母の後を追うように衰弱死する。