解説:

菅野 博行 [すがの ひろゆき]

  1. 久遠寺医院の元小児科医師で、久遠寺家の長女・久遠寺 涼子の主治医だった。
    女児を対象とした性的倒錯者。久遠寺家の古文書に伝わる催淫剤(ダチュラ)の処方を発見し、それを涼子に投与して性的虐待を行っていた。
    藤野 牧朗が久遠時家の次女・久遠寺 梗子に求婚して間もなくある日突然、久遠寺医院から失踪する。
    失踪当時は55、6歳だったが、実際の歳よりも老けて見える男だった。

    参照作品:『姑獲鳥の夏』
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  2. 【読み】=すがの はくぎょう
    久遠寺医院から失踪後、箱根・明慧寺の僧侶となるが、人格崩壊して寺の土牢に幽閉の身となっている。
    明慧寺の『僧侶連続殺人事件』で3番目の犠牲者。


    参照作品:『鉄鼠の檻』
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