解説:
柴田 弘弥 [しばた ひろや]
柴田財閥創始者・柴田 耀弘の孫で唯一の血縁者。
放蕩三昧というわけではないが、世間一般で言うところの“道楽息子”。
若い20歳の頃、横浜の劇場でもぎりをやっていた柚木 陽子(当時17歳)と出会い駆け落ちするが失敗、駆け落ちの翌日に柴田の追っ手に捕まり連れ戻された。
知り合った時に陽子はすでに妊娠しており、加菜子が自分の子供でないことを承知していたが、(祖父・耀弘への反発から)血の繋がらない子を黙って嫡子にしようと企み、陽子との結婚を考えた。
戦争中にサイパンで戦死。