解説:

由良 行房 [ゆら つらふさ]

由良 昂允の亡き父。
膨大な数の鳥類標本をコレクションした博物学者。儒学者でもある。
博物学界での功績を焦るあまりに新種の捏造を目論むが、捏造であることがバレて失墜する。
昂允の母である妻・由良 早紀江の亡骸を剥製にしてしまった男。
大正2年に阿蘇で投身自殺。

参照作品:『陰摩羅鬼の瑕』
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