■ ストーリー |
ウォルフガング研究所とは、地球連邦軍援助のもとに設立されたウォルフガング・ゲリン博士の研究所である。 ゲリン博士は1年戦争下において、サイド3生まれである愛娘:ローレンにスペースノイドとしての素養を見い出し、 そのパイロット能力を引き出すことを目的としてこの『トレーニング・センター』を彼の研究所内に創設した。 ローレン・ゲリンは1年戦争後の現在、ジオン残党を制圧する為の討伐軍内においてニュータイプ専用機『NT-1 ALEX』を完璧なまでに乗りこなし多大な戦果を上げているが、これはまさにこのセンターで彼女が受けた訓練の賜物であると言えよう。 |
■ ローレン・ゲリンの生い立ちについて |
ローレン・ゲリンは、サイド3で看護士をしていたレナーテという女性とウォルフガング博士の間に生まれた子供である。 ウォルフガングとレナーテはウォルフガングがコロニーのプラント調査でサイド3に出向していた期間に知り合うが、ローレンが生まれて間もなくウォルフガングが地球に帰還することとなり、サイド3を離れることのできないレナーテはローレンと共にサイド3に留まることとなる。 こうしてローレンは母:レナーテのもとで少女時代を過ごすが、その後レナーテが不慮の事故により謎の死をとげたことにより、地球の父:ウォルフガングのもとで暮らすことになった。 レナーテの死には謎が多くいまだその真相は明らかにされていないが 彼女の死の数日前にかのジオン・ダイクンが逝去したことと、彼女がダイクンの死の直前に彼を担当していた看護婦であるという事実が彼女の死に関係しているのか否かは、もはや闇の中である・・・。 |