絡新婦の理 戻る

※ 詳しい解説は『人名事典』を参照のこと(←但し、ネタバレ注意!!)

印付きは、本編上では名前の記述が無く他作品から本人と特定できる人)
事件の渦中の人物
平野 祐吉  
降旗 弘が精神神経科医として最後に診た患者で、彫金職人。
川島 喜市
(石田 喜市)
 
平野祐吉のたった一人の友人で、酒井印刷所に勤務している。
川島新造の父・川島大作とその妾・石田芳江の間に出来た新造の腹違いの弟。
川島 新造  
騎兵隊映画社で映画製作をしている、木場の戦前からの友人。
川島喜市の腹違いの兄。
前島 貞輔  
連続目潰し殺人事件4人目の犠牲者・前島八千代の夫で、老舗呉服屋の若旦那。
高橋 志摩子  
紅蜘蛛の異名をとる娼婦で、目潰し魔・平野祐吉の5人目の犠牲者となる。
杉浦 美江  
小金井に住む元小学校教員・杉浦隆夫の妻。隆夫に愛想をつかして家を出る。
杉浦 隆夫  
小金井に住んでいた元小学校教員で杉浦美江の配偶者だが、ある日失踪する。
織作 真佐子  
織作家当主・織作雄之介の妻。
織作 茜  
織作家の次女。織作家の婿養子・是亮の妻である。
織作 葵  
織作家の三女。『婦人と社会を考える会』の中心人物で、女権拡張論者。
織作 碧  
織作家の四女。
聖ベルナール女学院中学生で、類いまれなる才媛。
織作 是亮  
織作家の次女・茜と結婚して婿養子となる。
聖ベルナール女学院の理事長。
織作 五百子  
織作家の先先代当主・嘉右衛門の妻。
出門 耕作  
織作家の使用人で、織作家の婿養子・是亮の義父。
柴田 勇治  
柴田財閥の御曹司だが、柴田の養子。聖ベルナール女学院の前理事長。
渡辺 小夜子  
聖ベルナール女学院の中学生で、美由紀のクラスメイト。
呉 美由紀  
聖ベルナール女学院の中学生で、渡辺小夜子のクラスメイト。
呉 仁吉  
聖ベルナール女学院の中学生・呉美由紀の祖父で漁師をしている。
麻田 夕子  
聖ベルナール女学院の特待生。
坂本 百合子  
聖ベルナール女学院の中学生で、呉美由紀や渡辺小夜子の下級生。
本田 幸三  
聖ベルナール女学院の教師で。
多田 マキ  
前島八千代の殺害現場となった連れ込み宿の主人。
中条 高  
多田マキが、殺害された前島八千代の着物を質に入れた質屋『中条』の四代目主人。
事件の渦中の人物(情報だけの登場)
平野 宮  
目潰し魔・平野祐吉の妻。
川島 大作  
川島新造の父親で、川島家の婿養子。
昭和10年に急死。
石田 芳江  
川島大作の元妾で、川島喜市の母。
矢野 泰三  
信濃町の地主。
連続目潰し殺人事件の最初の犠牲者・矢野妙子の父親。
矢野 妙子  
信濃町の地主の娘。19歳で品行方正。
連続目潰し殺人事件の最初の犠牲者。
川野 弓栄  
連続目潰し殺人事件2人目の犠牲者で35歳。興津で『渚』というバーを経営している。
山本 純子  
連続目潰し殺人事件3人目の犠牲者。聖ベルナール女学院の教師で、30歳。
社会主義婦人論者で、柴田財閥の御曹司・柴田勇治の婚約者だった。
前島 八千代  
老舗呉服屋の妻女で前島貞甫の妻。28歳。
連続目潰し殺人事件4人目の犠牲者。旧姓:金井。
織作 雄之介  
織作紡織機経営者で柴田財閥の長・柴田耀弘の片腕だった。財界の黒幕。
織作家の当主で婿養子。
織作 紫  
織作家の長女。
柴田財閥の御曹司・柴田勇治との縁談話があったが破談になる。
柴田 耀弘  
先日死亡した柴田財閥の創始者。
織作紡織機社長・織作雄之介の後ろ楯になっていた人物で、織作家の先代当主・織作伊兵衛の盟友である。
織作 嘉右衛門  
織作家の先先代の当主で、織作真佐子の祖父。柴田財閥の長・柴田耀弘の盟友である。
織作 貞子  
織作家の先代当主・伊兵衛の妻で、織作真佐子の母。
織作 伊兵衛  
織作家の先代当主で、織作真佐子の父。
聖ベルナール女学院の創立者である。旧姓:羽田。
織作 久代
(北条 長子)
 
織作五百子の娘で、柴田財閥の御曹司・柴田勇治の祖母。
五百子に北条家へ養女に出された時に名を長子と変えられる。
柚木 加菜子  
杉浦隆夫の隣家に住んでいた少女。
その他、警察以外の事件関係者
伊佐間 一也  
『いさま屋』という釣り堀経営者。榎木津の軍隊時代の部下で今川の戦友。
釣りに出かけた先で知り合った仁吉の蒐集品の鑑定を今川雅澄に依頼する。
今川 雅澄  
伊佐間に仁吉の蒐集品の鑑定を頼まれた古物商で、屋号は『待古庵』。
榎木津の軍隊時代の部下。
中禅寺 秋彦  
職業:古本屋、神主、陰陽師。屋号は『京極堂』。
榎木津の1年後輩。
榎木津 礼二郎  
財閥・榎木津グループの御曹子で、京極堂の旧制高校時代の1年先輩。
杉浦美江に夫の捜索を依頼された探偵。
益田 龍一  
元神奈川本部の刑事だったが、『箱根山連続僧侶殺人事件』後に警察を辞めて榎木津に弟子入りする。
中禅寺 敦子  
京極堂の妹で、稀譚舎発行『稀譚月報』の女性記者。
降旗 弘  
木場の実家の近所にあった歯科医の息子で、木場や榎木津とは幼馴染み。
元精神神経科医で、上京して女のヒモ生活を送っている。
増岡 則之  
柴田財閥の顧問弁護士で、傘下の聖ベルナール女学院内の不祥事の処理に派遣される。
海棠 卓  
柴田財閥の御曹司・柴田勇治の部下。
奈美木 セツ  
織作家のメイド。
竹宮 潤子  
木場が常連の池袋の酒場『猫目洞』の女主人。通称:お潤。
神原 ※  
聖ベルナール女学院の老女教師。生徒の間では『老婦人』と呼ばれている。
その他、警察以外の事件関係者(情報だけの登場)
大河内 康治  
京極堂と関口の旧制高校時代の同窓で、榎木津とも知り合いである。
元進駐軍相手の通事。
伯父が薬学の学校の講師をしていて、その生徒だった久遠寺涼子、織作茜、杉浦美江と知り合い。
事件に関わった警察関係者
木場 修太郎  
『目潰し魔事件』を捜査している東京警視庁の刑事。
榎木津と降旗弘の幼馴染みで、関口の軍隊時代の部下。川島新造の友人。
青木 文蔵  
『目潰し魔事件』を捜査している東京警視庁の刑事。木場の相棒で後輩。
木下 圀治  
『目潰し魔事件』を捜査している東京警視庁の刑事。木場の部下。
里村 紘市  
解剖・監察医。
長門 五十次  
『目潰し魔事件』を捜査している、木場の同僚の老刑事。
加門  
『目潰し魔事件』を捜査している四谷署の刑事。
七条  
『目潰し魔事件』を捜査している四谷署の刑事。
津畠  
『絞殺魔事件』を捜査している千葉本部の刑事。
磯部  
『絞殺魔事件』を捜査している千葉本部の刑事。
荒野  
『絞殺魔事件』を捜査している千葉本部の警部。
事件に関わった警察関係者(情報だけの登場)
大島 剛昌  
東京警視庁の警部で木場の上司。『目潰し魔事件』の捜査本部長。
事件には直接関係の無い人物
中禅寺 千鶴子  
京極堂の妻。
関口 巽  
小説家。木場の軍隊時代の上官。 
京極堂とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津の1年後輩。
鳥口 守彦  
カストリ紙『實録犯罪』の編集記者。
安和 寅吉  
榎木津の探偵秘書。
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場)
睦子  
セツの前に織作家のメイドをやっていた女。
徳田 里美  
降旗の内縁の妻。元従軍看護婦。
榎木津 幹麿  
旧華族で元子爵。現在は大財閥の長で、礼二郎、総一郎の父。変人。
榎木津 総一郎 ※  
大財閥・榎木津幹麿元子爵の長男で礼二郎の兄。進駐軍相手にジャズクラブを経営。
石井 寛爾  
神奈川本部捜査一課の警部。山下徳一郎の上司。
山下 徳一郎  
益田龍一の刑事時代の上司。
神奈川本部捜査一課の警部補で石井寛爾の部下だったが、『箱根山連続僧侶殺人事件』後、所轄に左遷させられる。
楠本 君枝  
雛人形の頭造りを生業にしている人形師。
久遠寺 涼子  
久遠寺医院の長女。
大河内康治とは薬学の学校に居た時の知り合いで、杉浦美江・織作茜の同窓。
関口 雪絵  
関口 巽の妻。
白丘 亮一 ※  
降旗 弘が下宿していた教会の牧師。

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