邪魅の雫 戻る

※ 詳しい解説は『人名事典』を参照のこと(←但し、ネタバレ注意!!)

印付きは、本編上では名前の記述が無く他作品から本人と特定できる人)
事件の渦中の人物
榎木津 礼二郎  
帝国大学出の秀才。美男子。けんかが強い。
人の視覚的な記憶が見えるという特殊な能力がある。
江藤 徹也  
酒屋『澤福』に住み込みで働いている青年。宇都木実菜殺害の第1発見者。
西田 新造  
大磯の画家。代議士・西田豪造の長男。石井寛爾の幼なじみ。
赤木 大輔  
北関東を拠点とする広域暴力団『山代会』の構成員。
大鷹 篤志
(吉田 茂男)
 
『白樺湖(由良邸)の事件』を担当した、元長野県本部捜査課の刑事。
『白樺湖(由良邸)の事件』後に出奔して大磯に来る。
神崎 宏美
(真壁 恵)
(神崎 礼子)
 

榎木津 礼二郎が出征前に交際していた女性。

事件の渦中の人物(情報だけの登場)
宇都木 実菜  
榎木津 礼二郎の軍隊時代の上官の娘で、今出川欣一が持ってきた“礼二郎の縁談相手”の一人。
澤井 健一  
宮川商事の社員。戦時中は防疫給水部隊にいて、5年前までは有楽町の宝飾店に勤めていた。
来宮 小百合  
榎木津 礼二郎の縁談相手だった来宮秀美の妹で、女子学生。
来宮 秀美  
榎木津 礼二郎の縁談相手の一人。来宮小百合の姉で、才媛。
福山 幸子  
榎木津 礼二郎の縁談相手の一人。
岩崎 宗佑  
神崎宏美の祖父で、大磯・平塚周辺に多くの土地を持つ素封家。
その他、警察以外の事件関係者
益田 龍一  
元神奈川県本部の刑事。現在は薔薇十字探偵社で探偵助手をしている。
今出川欣一に頼まれて、榎木津 礼二郎の縁談に破談が続く理由について調査を始める。
関口 巽
(楚木 逸巳)
 
榎木津 礼二郎の古い友人。益田龍一の調査につき合って、平塚・大磯にやってくる。
今出川 欣一  
榎木津 礼二郎の従兄。過去に何度か礼二郎の縁談話を持ってきたが、その度に破談になるのを不審に思い、益田龍一に調査を依頼する。
中禅寺 秋彦  
榎木津 礼二郎と木場修太郎の古い友人の古書店主であり、神主でもあり、陰陽師でもある。
澤村(女将)  
平塚の酒屋『澤福』の女将。澤村喜助の妻。
松金 あやめ  
西田豪造の第二秘書の娘(らしい)。
毎週火曜日に西田の大磯の別荘に通って西田新造の1週間分の食材や生活物資を調達している。
大仁田 良介  
松金家でトラックの運転手をしている青年。
熊田 順平  
大鷹篤志が寝泊まりしていた平塚の商人宿『高田屋』の、雇われ主人。
後藤 なべ  
殺人現場となった大磯の海岸近くにある雑貨屋の店番をしている老女。
その他、警察以外の事件関係者(情報だけの登場)
澤村 喜助  
江藤徹也が働く平塚の酒屋『澤福』の主人。
三橋 富士子  
宇都木実菜が隠遁していた平塚のアパートの隣人。中年婦人。
温井  
宇都木実菜が隠遁していた平塚のアパートの賃貸契約を結んだ不動産屋。
原田 美咲  
神崎宏美が所有する横浜の相模画廊の社長。
西田 豪造  
西田新造の父。代議士だったが、病死。
角田  
江藤徹也が宇都木実菜の殺害を発見する直前に上棟式を行った家。上棟式の酒を澤福に注文。
竹井 清  
通称:ノミタケ。江戸川河原のバラックに棲み付いているバタ屋で、澤井健一の死体発見の通報者。
デコ安  
浮浪者。澤井健一の死体から靴を盗って履いていた。
宮川  
澤井健一が務める会社の社長。
トメ  
澤福のそばにある煙草屋のおばあさん。
里美  
赤木大輔の兄キ分の内縁の妻。
事件に関わった警察関係者
青木 文蔵  
元東京警視庁捜査一課の刑事で、現在は派出所勤務の巡査。
澤井健一殺害の通報を受け、最初に現場へ行った。
木場 修太郎  
『伊豆の事件』で青木文蔵と共に処分を受けた刑事。巡査部長から巡査に降格され、現在は麻布署に勤務している。
木下 圀治  
東京警視庁捜査一課の刑事で、青木文蔵の元同僚。
郷島 郡治  
公安一課の人間。“さそりの郡治”と呼ばれている。
北林  
東京警視庁捜査一課長。
藤村  
青木文蔵の所属する小松川署で一番古株の老刑事。
斉藤  
小松川署一係の新米刑事で、藤村の部下。
石井 寛爾  
神奈川県本部の警部。以前は山下徳一郎の上司だったが、現在は津久井署の署長。
西田新造の幼馴染み。
山下 徳一郎  
神奈川県本部捜査一課一係の警部補。益田龍一の刑事時代の上司。
崎坂  
山下徳一郎の部下で、巡査長。
相沢  
神奈川県本部の刑事課長。
亀井  
益田龍一の刑事時代の仲間。
川上  
上平塚の交番に勤務する警官。
小田  
上平塚の交番に勤務する警官。
茶川  
平塚署所轄の刑事。
木林  
大磯の元岩崎製薬保養所近くにある後藤商店の近くの駐在さん。
渋沢  
管理官。
事件に関わった警察関係者(情報だけの登場)
島田  
北林の部下の係長。『江戸川河川敷(澤井健一殺害)事件』の捜査本部長。
長門 五十次  
東京警視庁捜査一課のベテラン刑事。
村田  
小松川署二係の刑事。
楢木  
長野県本部の警部で、大鷹篤志の元上司。
大沢  
(※ 何者なのか、作中に記述無し)
事件には直接関係の無い人物
安和 寅吉  
榎木津 礼二郎の実家の使用人の息子。薔薇十字探偵社の秘書。兼 給仕。
中禅寺 敦子  
中禅寺 秋彦の齢の離れた妹。
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場)
榎木津 総一郎  
榎木津 礼二郎の兄。商才があり、事業を興し、ホテル経営をしている。
榎木津 幹麿  
榎木津 礼二郎の父。財閥・榎木津グループの長であり、元華族(子爵)。
「立派な成人を扶養する謂れは無い」という理由で、幾許かの支度金を持たせて二人の息子を放逐。
由良伯爵  
『白樺湖の一件』の人。

大島 剛昌

 
元東京警視庁捜査一課長で、現在は公安二課にいる。
鈴木 美奈  
澤井健一が務める宮川商事の女子事務員。
関口 雪絵  
関口 巽の妻。
中禅寺 千鶴子  
中禅寺 秋彦の妻。
本島 俊夫  
中禅寺 秋彦の知り合い。
松金あやめの母  
西田豪造の第二秘書だった夫が亡くなったあと、相模原の実家に引っ込んで農家をしている。
宇都木 幸三郎  
宇都木海運の前社長で、宇都木実菜の亡くなった父。
海軍兵学校を出た海軍士官の大佐で、榎木津 礼二郎の上官だった。
宇都木 善四郎  
宇都木 幸三郎の弟で、幸三郎亡き後、宇都木海運を引き継ぐ。
宇都木 実菜の母  
宇都木 実菜が15歳のときに病死。
川島 新造  
中禅寺 秋彦の知り合いで、戦時中満州で映画を作っていた。
堂島 静軒  
『伊豆の騒動』の黒幕。中禅寺 秋彦曰く「とてもいやな男」。
奥貫 薫子  
大鷹篤志が懸想していた女性。『白樺湖の事件』で殺された。
鳥口 守彦  
カストリ誌の記者。
来宮男爵  
旧華族(男爵)で、来宮秀美・来宮小百合の父。
岸田  
来宮男爵の義弟。
岩崎 宗佑の娘  
神崎宏美の母親。駆け落ちした相手の会社が倒産し、無理がたたって岩崎宗佑が亡くなる1年前に病死。


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