狂骨の夢 戻る

※ 詳しい解説は『人名事典』を参照のこと(←但し、ネタバレ注意!!)

印付きは、本編上では名前の記述が無く他作品から本人と特定できる人)
事件の渦中の人物
宇多川 朱美
(宗像 民江)
 
長野の鴨田酒造で下働きをしていた娘。
宇多川 崇  
怪奇作家。川で溺れていた宇多川朱美を助けた恩人。
一柳 朱美
(佐田 朱美)
(南方 朱美)
 
旧姓:南方といい、武御名方富命の髑髏を奉る南方村の頭屋の娘。
13歳で鴨田酒造へ奉公に出され、主人である鴨田周三の紹介で佐田申義と結婚する。
一柳 史郎  
佐田申義殺害事件当時に佐田朱美を取り調べた元憲兵。
川で溺れた佐田朱美を救い、結婚する。
鴨田 周三
(鷺宮 周三)
 
旧姓:鷺宮といい、造り酒屋・鴨田酒造の旦那で婿養子。
奉行人の南方朱美に佐田申義との結婚を世話する。
文覺長者  
真言立川流・聖宝院文殊寺の住職。
高野 唯継  
『双子山集団自殺事件』の自殺者の1人・高野八重の父親。元中学教師。
高野 なか子  
『双子山集団自殺事件』の自殺者の1人・高野八重の母親。
宗像 賢造  
宗像民江の兄で、民江(宇多川朱美)のもとへ矢沢駿六を訪ねさせた人物。
降旗 弘  
元精神神経科医。飯島基督教会に居候して牧師助手をしている。
幼い頃に双子山山中で真言立川流の加持を目撃したことがある。
小石川の歯科医の息子で木場、榎木津の幼馴染み。
白丘 亮一  
飯島基督教会の牧師。
事件の渦中の人物(情報だけの登場)
佐田 申義  
一柳朱美の元亭主。
鷺宮 邦貴  
鴨田周三の甥で鷺宮邦周の息子。
後醍醐天皇の直系という言い伝えのある鷺宮家の跡取り。
鷺宮 邦周  
後醍醐天皇の直系という言い伝えのある鷺宮家の長男で、邦貴の父。
宗像 新造  
代々鷺宮家に仕える腹心。民江と賢造の父。
山田 春雄
(山田 春真)
 
代々鷺宮家に仕える腹心・山田富吉の息子で真言立川流の僧侶。出家して春真と改名。
山田 富吉  
山田春雄の父。鴨田酒造杜氏だったが、現在は無職。代々鷺宮に仕える腹心。
高野 八重  
『双子山集団自殺事件』の集団自殺者の1人。
終戦の翌年、山田春雄が高野宅を訪れた翌日に行方不明となる。
スエ  
鴨田酒造で下働きをしていた娘。『双子山集団自殺事件』の集団自殺者の1人。
ハル  
鴨田酒造で下働きをしていた娘。『双子山集団自殺事件』の集団自殺者の1人。
玉枝  
鴨田酒造で下働きをしていた娘。『双子山集団自殺事件』の集団自殺者の1人。
田川 鶴  
鴨田酒造で下働きをしていた娘。『双子山集団自殺事件』が起きる以前に死亡している。
矢沢 駿六  
日雇いの風太郎。
山内 敏治  
佐田申義殺害事件当時に佐田朱美を取り調べた元憲兵で、一柳史郎の上官。
石橋 正  
佐田申義殺害事件当時に佐田朱美を取り調べた元憲兵で、山内の部下。
その他、警察以外の事件関係者
伊佐間 一也  
釣り堀屋『いさま屋』の親父。釣りに出かけた逗子で一柳朱美と出会う。
榎木津の軍隊時代の部下。
関口 巽  
宇多川崇に相談を持ちかけられた小説家。
中禅寺秋彦とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津礼二郎の1年後輩。
木場修太郎の軍隊時代の上官
中禅寺 敦子  
中禅寺秋彦の妹。
榎木津 礼二郎  
関口 巽と中禅寺敦子に佐田申義殺害事件の真相解明を依頼された探偵。
関口&京極堂の旧制高校時代の1年先輩で、木場や降旗の幼馴染み。
中禅寺 秋彦  
久保竣公の葬式を執り行った神主。
屋号『京極堂』という古本屋。 関口 巽とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津の1年後輩。
きね  
伊佐間や宗像賢造が宿泊していた旅館桃囿館の女中。
その他、警察以外の事件関係者(情報だけの登場)
戸塚  
久保竣公の葬式の夜、宇多川を自宅まで送った岡崎交通の運転手。
宇多川作品の愛読者。
椿 金丈  
医者、俳人。宇多川の屋敷を建てた好事家。
事件に関わった警察関係者
木場 修太郎  
東京警視庁の刑事。
降旗・榎木津の幼馴染みで、 関口の軍隊時代の部下。
長門 五十次  
木場の同僚の老刑事。
木場が武蔵野の事件で暴走したことにより、今回から監視役も兼ねて相棒となった。
石井 寛爾  
神奈川本部警部。『逗子湾生首殺人事件』捜査本部の責任者。
武蔵野の事件で降格されたが、また元の階級に戻る。
舟橋  
『逗子湾生首殺人事件』を捜査している葉山署の刑事。
田淵  
『逗子湾生首殺人事件』を捜査している葉山署の刑事。
事件に関わった警察関係者(情報だけの登場)
大島 剛喜  
東京警視庁の警部で木場の上司。
事件には直接関係の無い人物
小泉 珠代  
稀譚舎発行『近代文藝』編集者で関口の担当。中禅寺敦子の先輩。
山嵜 孝鷹  
稀譚舎発行『近代文藝』編集長で、小泉の上司。
青木 文蔵  
東京警視庁の刑事で木場の部下。
関口 雪絵  
関口 巽の妻。
中禅寺 千鶴子  
中禅寺秋彦の妻。
安和 寅吉  
榎木津の探偵秘書。
寺田 兵衛 ※  
久保 竣公の父親。
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場)
佐久間  
鴨田酒造の春醸を好む好事家。
江川  
日蓮会会主。『桜草団』(死のう団)を率いる盟主。昭和13年に病死。
御木  
ひとのみち教祖。
荒川 敦  
稀譚舎が抱える作家の1人。脳硬塞で倒れた後、亡くなる。
久保 竣公  
脳硬塞で倒れた荒川の埋め草を頼まれた若手の新進幻想小説作家。
『武蔵野少女連続バラバラ殺人』の犯人で死亡している。
明石先生  
築地に住む京極堂の師匠。中央区で一番いい男。本物の知識人。
川島 新造  
いつも復員服を着ている、木場の友人。
増岡 則之 ※  
優秀な弁護士。

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