事件の渦中の人物 |
柚木
加菜子 |
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私立鷹羽女学院中等部に通う中学生で、楠本頼子の友人。
ある日、武蔵小金井駅のホームから転落して瀕死の重傷を負う。 |
柚木 陽子
(美波 絹子) |
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突然引退して武蔵野に隠棲した、美波絹子という名の人気女優 。 柚木加菜子の戸籍上の姉。
女優になる前、柴田財閥の跡取り・柴田弘弥との駆け落ちに失敗する。 |
美馬坂 幸四郎 |
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美馬坂近代醫學研究所所長で天才外科医。 |
須崎 |
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美馬坂近代醫學研究所研究員。
所長・美馬坂幸四郎の理解者であり、唯一の後継者。 |
甲田 禄介 |
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美馬坂近代醫學研究所技師。 |
増岡 則之 |
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柴田耀弘の配下の弁護士・法律家。
榎木津 礼二郎に、加菜子の捜索を依頼する。 |
雨宮 典匡 |
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柚木陽子の監視役として柴田財閥の創始者・柴田耀弘から遣わされ、陽子・加菜子母娘の面倒を14年間看てきた誠実な男。
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楠本 頼子 |
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柚木加菜子と共に私立鷹羽女学院中等部に通う中学生で加菜子の親友。 |
楠本 君枝 |
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楠本頼子の母。
雛人形の頭造りを生業にしている人形師。 『穢れ封じ御筥様』の信者。 |
笹川 |
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木目込み人形の指導をしている男。
楠本頼子の毋・君枝の男で、君枝に『穢れ封じ御筥様』を紹介した。 |
久保 竣公 |
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若手新進幻想小説家。 |
寺田 兵衛 |
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箱屋(寺田木工製作所)を始めた寺田忠とその妻・正江の息子で、箱屋を継いだ箱職人。
『穢れ封じ御筥様』の教主。 |
二階堂 寿美 |
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『穢れ封じ御筥様』の事務。 |
中禅寺 秋彦 |
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職業:古本屋、神主、陰陽師。屋号は『京極堂』。
関口 巽とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津の1年後輩。 |
事件の渦中の人物(情報だけの登場) |
柚木 絹子
(美馬坂 絹子) |
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天才外科医・美馬坂幸四郎の妻で柚木陽子の母。 |
柴田 耀弘 |
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柴田製糸社長であり柴田財閥の創始者。
榎木津幹麿の知人。 |
柴田 とき |
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柴田財閥創始者・柴田耀弘の妻。震災で死亡。 |
柴田 弘明 |
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柴田財閥創始者・柴田耀弘の嫡男。昭和4年に結核で他界している。 |
柴田 弘弥 |
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柴田財閥創始者・柴田耀弘の孫で唯一の血縁者。
柚木陽子の駆け落ちの相手。戦争中に戦死。 |
直山 利一 |
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楠本頼子の母・君枝の2人目の夫。頼子の義父。
ある日家を出たまま戻らず、そのまま君枝とは離婚。 |
寺田 忠 |
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箱屋(寺田木工製作所)を始めた木工職人で、通称:チュウさん 。
寺田兵衛の父で昭和8年に肝硬変で他界している。 |
寺田 正江 |
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箱屋(寺田木工製作所)・寺田忠の妻で寺田兵衛の母。
兵衛が結婚する1年前に他界した。 |
寺田 サト |
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寺田兵衛の妻。 |
二階堂 清子 |
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二階堂寿美の伯母。『穢れ封じ御筥様』の熱心な信者。 |
桑野 貞子 |
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『穢れ封じ御筥様』の信者。 |
栗田 れう |
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『穢れ封じ御筥様』の信者。 |
清野 |
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『穢れ封じ御筥様』の信者名簿を『實録犯罪』編集室に持ち込んで御筥様のペテン疑惑をタレ込んだ男。 |
柿崎 芳美 |
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川崎の柿崎写真館の娘で不良少女。
『武蔵野連続バラバラ殺人事件』の被害者。 |
柿崎 国治 |
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川崎で写真館を経営。柿崎芳美の父親。 |
柿崎 貞 |
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柿崎国治の妻で、柿崎芳美の義母。
『穢れ封じ御筥様』の信者。 |
小沢 とし江 |
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千住の会社員の娘で、『武蔵野連続バラバラ殺人事件』の被害者。品行方正。
母親は『穢れ封じ御筥様』の信者。 |
浅野 晴子 |
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飯能の小学校の先生の家出した娘で、『武蔵野連続バラバラ殺人事件』の被害者。
品行方正。『母親は穢れ封じ御筥様』の信者。 |
吉村 義助 |
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『穢れ封じ御筥様』(寺田木工製作所)の隣家・五色湯の主人。 |
ヤマさん |
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寺田木工製作所から『塗り』を請け負っていた職人。 |
その他、警察以外の事件関係者 |
榎木津 礼二郎 |
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財閥・榎木津グループの御曹子。柚木加菜子の捜索を依頼された探偵。
関口&京極堂の旧制高校時代の1年先輩で木場の幼馴染み。 |
関口 巽
(楚木 逸巳) |
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小説家で、カストリ誌に寄稿する時の筆名は『楚木逸巳』という。
中禅寺秋彦とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津礼二郎の1年後輩。
木場修太郎の軍隊時代の上官。鬱病の気がある。 |
中禅寺 敦子 |
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稀譚舎発行『稀譚月報』の女性記者。
京極堂の妹で、関口に稀譚舎の仕事を世話した人。 |
鳥口 守彦 |
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関口がたまに寄稿するカストリ紙『實録犯罪』の編集記者。
赤井書房社員で、元々は写真家志望。 |
榎木津 幹麿 |
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榎木津礼二郎の父で柴田耀弘の知人。旧華族で元子爵。現在は大財閥の長。 |
川島 新造 |
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戦時中は甘粕正彦の腹心だった。現在は騎兵隊映画社で映画製作をしている。 |
事件に関わった警察関係者 |
木場 修太郎 |
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柚木加菜子のホーム転落事故に居合わせた東京警視庁の刑事。
榎木津の幼馴染みで、 関口の軍隊時代の部下。 |
里村 紘市 |
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解剖・監察医。 |
青木 文蔵 |
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東京警視庁の刑事で木場の部下。 |
木下 圀治 |
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東京警視庁の刑事で木場の部下。 |
石井 寛爾 |
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神奈川本部捜査一課の警部。 |
福本 |
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武蔵小金井駅前派出所の巡査。 |
山下 徳一郎 ※ |
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神奈川本部捜査一課の警部補。 |
大島 剛昌 |
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東京警視庁の警部で木場の上司。 |
事件には直接関係の無い人物 |
関口 雪絵 |
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関口 巽の妻。 |
中禅寺 千鶴子 |
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中禅寺秋彦の妻。 |
安和 寅吉 |
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榎木津の探偵秘書。 |
小泉 珠代 |
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稀譚舎発行『近代文藝』編集者、関口の担当。中禅寺敦子の先輩。 |
山嵜 孝鷹 |
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稀譚舎発行『近代文藝』編集長で、小泉の上司。 |
寺内 |
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稀譚舎文芸部の書籍担当。 |
伊佐間 一也 |
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釣り堀屋で、屋号は『いさま屋』。
榎木津の軍隊時代の部下。 |
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場) |
榎木津 総一郎 ※ |
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大財閥・榎木津幹麿元子爵の長男で礼二郎の兄。 |
赤井 禄郎 |
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カストリ誌『實録犯罪』を発行する赤井書房の社長。 |
妹尾 友典 |
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カストリ誌『實録犯罪』を発行する赤井書房の社員で鳥口守彦の上司。 |
荒川 敦 |
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稀譚舎が抱える小説家の1人。 |
司 喜久男 |
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極東の暗黒街に顔が利く、輸入雑貨を商売にしている男。 |