陰摩羅鬼の瑕 戻る

※ 詳しい解説は『人名事典』を参照のこと(←但し、ネタバレ注意!!)

印付きは、本編上では名前の記述が無く他作品から本人と特定できる人)
事件の渦中の人物
由良 昂允  
過去に4度、花嫁を初夜の晩に殺された諏訪の元伯爵。5度目の婚礼にあたって榎木津を探偵として由良邸へと招く。
奥貫 薫子
 
昂允の5度目の花嫁。分校の教員で清楚な女性。
由良 胤篤  
昂允の大叔父だが、元華族ではない。有徳商事会長。
由良 公滋  
置き屋で育った、胤篤の妾腹の息子。昂允の再従兄弟。
山形 州朋  
古くから由良家に仕える、由良家の執事。昂允の幼少時代は昂允の世話係だった。
主に忠実な使用人。
事件の渦中の人物(情報だけの登場)
由良 行房  
昂允の亡き父。膨大な数の鳥類標本をコレクションした博物学者。儒学者でもある。
由良 早紀江  
昂允を産んですぐに亡くなった昂允の母親。
由良 公篤  
昂允の亡き祖父、行房の父親。
間宮 簒學  
早紀江の祖父。博物趣味の金満家。
栄田 庸治郎  
伊庭 淑子の父方の伯父。腕のいい剥製職人。
伊庭 淑子  
1度目〜3度目の花嫁殺人事件の捜査にあたった伊庭(元)刑事の、亡くなった妻。旧姓:栄田。
その他、警察以外の事件関係者
榎木津 礼二郎  
“人の記憶が視える”という特殊能力を持つ探偵。
婚礼を控えた由良伯爵から花嫁を護る事を依頼されるが、赴いた先で急な発熱に見舞われ一時的に盲目となる。
財閥・榎木津グループの御曹子。
関口 巽  
榎木津の友人で小説家。鬱病に悩む。
盲目になった榎木津の介添を榎木津の探偵助手・益田から依頼され榎木津と行動を共にする。
中禅寺 秋彦  
古本屋・京極堂の主人で武蔵晴明神社の神主。副業で憑き物落としもやっている。
榎木津、関口の友人。
平田 謙三  
由良家の財産管理をまかされている由良奉賛会の代表。
栗林 房子  
由良家に仕える給仕、メイド頭で厨房責任者。4度目の花嫁殺人事件の第一発見者。
佐久間 正  
奥貫薫子が勤める分校の校長。薫子を娘のように思っている。
佐久間 ウメ  
佐久間校長の妻。校長同様、薫子を娘のように思っている。
桑原 恭一  
薫子の同僚だった教員。
その他、警察以外の事件関係者(情報だけの登場)
由良 公房  
公篤、胤篤の父。
由良 公胤  
公房の弟で、胤篤の養父。
野川 由巳江  
最初の花嫁殺人事件当時に由良邸に仕えていたメイドで、第一発見者。
佐野 辰子  
2度目の花嫁殺人事件当時に由良邸に仕えていたメイドで、第一発見者。戦時中に亡くなっている。
志村  
行房が当主だった頃の執事長。
由良 美禰  
8年前に殺された、昂允の4度目の花嫁。親類の娘。
春代  
15年前に殺された、昂允の3度目の花嫁。庄屋の娘。
啓子  
19年前に殺された、昂允の2度目の花嫁。社長令嬢。
美菜  
23年前に殺された、昂允の最初の花嫁。士族の娘。
事件に関わった警察関係者
伊庭 銀四郎  
引退した元東京警視庁捜査一係の警部補。
上京する前の長野県警時代に由良邸の花嫁殺人事件を担当した経緯で、長野県警からの協力要請を受ける。
楢木  
国家警察長野県本部刑事捜査一係の警部補。
寺井  
蘆田村駐在の巡査。
中澤  
5度目の『由良邸花嫁殺人事件』の捜査本部長。
大鷹  
楢木の部下で、奥貫薫子の知り合い。
秋島  
諏訪署の刑事。巡査部長。
目方  
長野県警・警ら課の巡査。
野島  
諏訪署の刑事。秋島の部下。
里村 紘市  
監察医で、奥貫薫子の死体を検案。
事件に関わった警察関係者(情報だけの登場)
下川  
1度目、2度目の花嫁殺人事件の捜査主任だったが、昨年死亡。
事件には直接関係の無い人物
小泉 珠代  
『近代文藝』の編集者。
横溝 正史  
関口の鬱を快方に向かわせるきっかけとなった人物。
探偵小説家で、由良 昂允に興味を持った。
木場 修太郎  
麻布署刑事課捜査一係の巡査。過去の花嫁殺人事件の情報を求める長野本部に伊庭と人違いされた。
榎木津、関口、中禅寺の友人。
益田 龍一  
榎木津の探偵助手。発熱で一時的に盲目になった榎木津の介添を関口に依頼する。
柴 利鷹  
文学部哲学科専攻の大学院生。中禅寺とは、多々良・沼上らの紹介で知り合う。
寺井の妻  
蘆田村駐在の巡査・寺井の女房。
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場)
榎木津 幹麿  
亡き由良行房とは昵懇の間柄だった元子爵。礼二郎の父であり、榎木津グループの総帥。
博物倶楽部の副会長。
藤堂 公丸  
元伯爵で、博物倶楽部の会長。
長門 五十次  
木場に伊庭のことを教えた、木場の元同僚の老刑事。
大島 剛昌  
木場の元上司。現在は公安三課に異動。
多々良 勝五郎  
伊庭が出羽の事件で知り合った妖怪研究家。
沼上 蓮次  
伊庭が出羽の事件で知り合った妖怪研究家。多々良の相棒。
黒澤  
柴の大学の社会学部の助教授。
大河内 康治  
中禅寺の西洋哲学かぶれの友人。
山嵜 孝鷹  
雑誌『近代文藝』の編集長。
安和 寅吉  
榎木津の探偵秘書 兼 給仕。
関口 雪絵 ※  
関口 巽の妻。
伊庭 健史  
3歳で亡くなった、銀四郎の息子。

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