事件の渦中の人物 |
小坂
了稔 |
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箱根・明慧寺の僧侶で直歳(建物の修繕や作務を担当する僧)。60歳。
元は監院(寺の総務人事を仕切る僧)だった。 |
大西 泰全 |
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箱根・明慧寺の僧侶で老師で88歳。寺の最古参。 |
円 覚丹 |
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箱根・明慧寺の僧侶で貫首。68歳。 |
和田 慈行 |
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箱根・明慧寺の僧侶で監院(総務人事を仕切る僧)。また知客(接客係)でもある。
28歳で尼僧と見紛うばかりに端正な顔だちの僧侶。 |
桑田 常信 |
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箱根・明慧寺の僧侶で典座(炊事・賄いを仕切る僧)。48歳。 |
中島 祐賢 |
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箱根・明慧寺の僧侶で維那(雲水の綱紀を司る僧)。56歳。 |
菅野 博行 |
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人格崩壊して寺の土牢に幽閉の身となっている箱根・明慧寺の僧侶。 |
杉山 哲童
(杉山 哲夫) |
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本名:杉山哲夫。箱根・明慧寺の僧侶で、軽度の知的障害者。
震災時に孤児となったが、山の老人・仁秀に保護され育てられる。 |
牧村 托雄 |
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箱根・明慧寺の貫首・円覚丹の弟子で、現在は桑田常信の行者。 |
加賀 英生 |
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箱根・明慧寺の僧侶・中島祐賢の行者で18歳。
小坂了稔和尚の口利きで明慧寺に入山するが、まだ暫到(入門を許される前の雲水)。 |
仁秀 |
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ずっと昔より箱根の山中、明慧寺の隣に住んでいる老人で。
血縁者ではない杉山哲童と鈴を拾って育てた保護者。 |
鈴
(松宮 鈴子) |
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仁秀と共に、箱根の山中・明慧寺の隣に住む少女。いつも振袖を着ている。 |
松宮 仁
(松宮 仁如) |
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小涌谷上流の集落に住む事業家・松宮家の長男で鈴子の兄。
得度の際に名前を仁如と改めた。 |
飯窪 季世恵 |
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稀譚舎の書籍部編集者で、松宮鈴子の幼馴染み。 |
尾島 佑平 |
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仁秀が明慧寺の僧侶・小坂了稔を殺害した時に居合わせた、盲目の按摩師。 |
事件の渦中の人物(情報だけの登場) |
和田 智稔 |
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明慧寺の老師・大西泰全の師匠で、同じく明慧寺の監院・和田慈行の祖父。 |
慧行 |
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和田慈行の師匠筋にあたる僧侶で、大西泰全の兄弟子。 |
円 覚道 |
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真言宗金剛三密会の初代教主で、明慧寺の貫首・円 覚丹の祖父。 |
松宮 仁一郎 |
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小涌谷上流の集落に住む事業家で、箱根の地主・笹原宋吾郎のパートナーだった。
箱根・明慧寺の建っている土地の所有者。 |
堀越 牧蔵 |
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箱根消防団底倉分団団員。
小涌谷上流の集落で起きた松宮家の火事の消火に当たった1人。 |
笹原 宋吾郎 |
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箱根の地主で、事業家・松宮仁一郎のパートナーだった人物。
笹原武市の息子。 |
久遠寺 涼子 ※ |
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菅原博行が以前主治医をしていた、久遠寺医院の長女。久遠寺嘉親の娘。 |
その他、警察以外の事件関係者 |
今川 雅澄 |
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小坂了念から商売の話を持ちかけられ箱根まで来た古物商で、屋号は『待古庵』。
榎木津の軍隊時代の部下。 |
久遠寺 嘉親 |
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雑司ヶ谷の産院・久遠寺医院の元院長。
箱根の宿『仙石楼』を度々利用している常連客。 |
中禅寺 敦子 |
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箱根・明慧寺を取材しに来た、稀譚舎発行『稀譚月報』の女性記者。
京極堂の妹で、関口に稀譚舎の仕事を世話した人。 |
鳥口 守彦 |
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中禅寺敦子の取材にカメラマンとして同行した、カストリ紙『實録犯罪』の編集記者。
赤井書房社員で、元々は写真家志望。 |
中禅寺 秋彦 |
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職業:古本屋、神主、陰陽師。屋号は『京極堂』。
笹原宋吾郎から古書鑑定の仕事を依頼され箱根にやって来る。
関口 巽とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津の1年後輩。 |
関口 巽 |
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中禅寺秋彦につき合って箱根にやって来た小説家。
中禅寺秋彦とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津礼二郎の1年後輩。
鬱病の気がある。 |
榎木津 礼二郎 |
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財閥・榎木津グループの御曹子。
久遠寺嘉親に僧侶殺人事件の捜査を依頼され箱根にやって来た探偵。
関口&京極堂の旧制高校時代の1年先輩。 |
笹原 武市 |
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箱根の地主・笹原宋吾郎の父親で、現在は奥湯本で隠居生活をしている。 |
横山 すえ |
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奥湯本の笹原武市宅で働いている女中。 |
トキ |
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箱根の宿・仙石楼の仲居。 |
早坂 |
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箱根の宿・仙石楼の番頭。 |
正春 |
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箱根・明慧寺の僧侶、小坊主の1人。 |
事件に関わった警察関係者 |
山下 徳一郎 |
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神奈川本部捜査一課の警部補で、箱根山連続僧侶殺害事件の捜査主任。
益田龍一の上司で、石井寛爾の部下。 |
益田 龍一 |
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箱根山連続僧侶殺害事件の捜査に携わった、神奈川本部の刑事。
山下警部補の部下。 |
菅原 剛喜 |
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箱根山連続僧侶殺害事件の捜査に携わった、箱根の所轄の刑事。 |
石井 寛爾 |
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神奈川本部捜査一課の警部。山下徳一郎の上司。
箱根で失態続きの山下に替わって捜査の指揮をとる為、箱根へ来る。 |
阿部 宣次 |
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箱根山連続僧侶殺害事件の捜査に携わった、箱根の地元の巡査。 |
栗林 |
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笹原邸を訪れた手配中の松宮仁如の身を確保した、奥湯本駐在所の巡査。 |
次田 |
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箱根山連続僧侶殺害事件の捜査に携わった老刑事。 |
亀井 |
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箱根山連続僧侶殺害事件の捜査に携わった若い刑事 |
事件には直接関係の無い人物 |
関口 雪絵 |
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関口 巽の妻で、中禅寺千鶴子とは仲良し。 |
中禅寺 千鶴子 |
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京極堂の妻で、敦子の義姉。関口雪絵とは仲良し。 |
山内 銃児 |
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横須賀の古書肆・倫敦堂の主人で、本屋としての京極堂の師匠。 |
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場) |
稲葉 治平 |
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箱根の宿・仙石楼の五代目主人。 |
安和 寅吉 |
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榎木津の探偵秘書。 |
明石先生 |
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築地に住む京極堂の師匠。中央区で一番いい男。日本仏教界のトップ達と懇意にしている。 |
高瀬 |
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小田原の高瀬書房の人。 |
中村 |
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稀譚舎発行『稀譚月報』の編集長。 |
妹尾 友典 ※ |
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鳥口守彦の上司。 |
文覺長者 ※ |
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京極堂が関わったある事件の渦中にいた謎の真言僧。 |