姑獲鳥の夏 戻る

※ 詳しい解説は『人名事典』を参照のこと(←但し、ネタバレ注意!!)

印付きは、本編上では名前の記述が無く他作品から本人と特定できる人)
事件の渦中の人物
関口 巽  
鬱病の気がある小説家。
中禅寺秋彦とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津礼二郎の1年後輩。木場修太郎の軍隊時代の上官。
久遠寺 牧朗
(藤野 牧朗)
 
京極堂と関口の旧制高校時代の1級上の先輩で榎木津とは同級生。医者。
久遠寺梗子と結婚して久遠寺医院の婿養子となる。ある日突然密室から消失し失踪。
久遠寺 涼子  
久遠寺医院、久遠寺嘉親と菊乃の長女。
義弟・久遠寺牧朗の捜索を榎木津礼二郎に依頼する。
久遠寺 梗子  
久遠寺医院、久遠寺嘉親と菊乃の次女。久遠寺牧朗の妻。
20ヶ月もの間妊娠状態にある。
久遠寺 嘉親  
雑司ヶ谷の産院・久遠寺医院院長。久遠寺菊乃の夫で婿養子。
涼子・梗子の父。
久遠寺 菊乃  
久遠寺医院院長・久遠寺嘉親の妻で涼子・梗子の母。
久遠寺医院事務長 兼 院長夫人。
内藤 赳夫  
久遠寺医院住み込みの医師見習いだが、医師免状は持っていない。
澤田 時蔵  
妻・澤田富子と共に久遠寺家で働いていた使用人。
澤田 富子  
夫・澤田時蔵と共に久遠寺家で働いていた使用人。
梅本 常子  
久遠寺医院の使用人だった澤田時蔵・富子夫妻の遠縁。
原澤 伍一  
『赤子失踪事件』で久遠寺医院を訴えた3人のうちの1人。
赤ん坊を久遠寺医院で失い、久遠寺医院に対して疑惑を持っている。
事件の渦中の人物(情報だけの登場)
菅野 博行  
久遠寺医院の元小児科医師で、久遠寺家の長女・涼子の主治医だった。
藤野牧朗が久遠時家の次女・梗子に求婚して間もなく久遠寺医院からある日突然失踪。
原澤 小春  
原澤伍一の妻。久遠寺医院への訴え取り下げを言い出し、訴えを取り下げた翌日に姿を消した。
戸田 澄江  
原澤伍一の妻の出産に立ち会った久遠寺医院の元看護婦。
露子  
久遠寺家の使用人・澤田時蔵の祖母で、昔久遠寺家で行き倒れになったというお遍路さん。
その他、警察以外の事件関係者
中禅寺 秋彦  
職業:古本屋、神主、陰陽師。屋号は『京極堂』。
関口 巽とは旧制高校時代の同級で友人であり、榎木津の1年後輩。
榎木津 礼二郎  
関口&京極堂の旧制高校時代の1年先輩で、藤野牧朗の旧制高校時代の同級。
財閥・榎木津グループの御曹子。
『薔薇十字探偵社』という名で探偵業をやっている。
中禅寺 敦子  
稀譚舎発行『稀譚月報』の女性記者。
京極堂の妹で、関口に稀譚舎の仕事を世話した人。
その他、警察以外の事件関係者(情報だけの登場)
大河内 康治 ※  
久遠寺涼子に榎木津礼二郎を紹介した人。元進駐軍相手の通事をしていた。
事件に関わった警察関係者
木場 修太郎  
『赤児失踪事件』を捜査していた、東京警視庁の刑事。
榎木津の幼馴染みで、 関口の軍隊時代の部下。
青木 文蔵  
東京警視庁の刑事で木場の部下。
木下 圀治  
東京警視庁の刑事で木場の部下。
里村 紘市  
解剖・監察医。
事件には直接関係の無い人物
関口 雪絵  
関口 巽の妻。
中禅寺 千鶴子  
中禅寺秋彦の妻で、敦子の義姉。
安和 寅吉  
榎木津の探偵秘書。元々は榎木津家の使用人の息子だった。
中村  
稀譚舎発行『稀譚月報』編集長で中禅寺敦子の上司。関西出身。
事件には直接関係の無い人物(情報だけの登場)
榎木津 幹麿 ※  
旧華族で元子爵。現在は大財閥の長で、礼二郎、総一郎の父。変人。
榎木津 総一郎  
大財閥・榎木津幹麿元子爵の長男で礼二郎の兄。進駐軍相手にジャズクラブを経営。
半次郎  
関口巽の曾祖父。漁港の網元で大層な羽振りだった。

【 相関図は こちら】(←ネタバレ注意!!)
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