百鬼夜行 ― 陰 戻る


『百鬼夜行 ― 陰』は、全10話の短編集(これまでの作品のサイドストーリー)です。

『百鬼夜行』各話の全シリーズ内における位置付け

※ 詳しい解説は『人名事典』を参照のこと(←但し、ネタバレ注意!!)

字は記述のみの登場者、印付きは本編上では名前の記述が無く他作品から本人と特定できる人。)
小袖の手:登場人物
杉浦 隆夫  
元小学校の教員。子供が恐くなり、教員を辞める。
杉浦 美江  
杉浦隆夫の家出した妻。
柚木 加菜子  
杉浦の隣家の女子中学生。
柚木 陽子 ※  
加菜子の姉。
雨宮 ※  
加菜子の叔父。
柚木 絹子 ※  
加菜子の亡くなった母。
文車妖妃:登場人物
久遠寺 涼子  
子供の頃から体が弱い娘。家は病院を営んでいる。
久遠寺 嘉親 ※  
涼子の父。
久遠寺 菊乃 ※  
涼子の母。
久遠寺 梗子  
涼子に容姿がそっくりな涼子の妹。
菅野 博行 ※  
涼子の亡くなった主治医の代わりに来た小児科医。
藤野 牧朗 ※  
梗子と結婚した婿養子。優秀な医師。
内藤 赳夫  
住み込みの医師見習い。
目目連:登場人物
平野 祐吉  
金細工の飾り職人。
矢野 妙子  
平野が借りている家の斜向かいに住む家主の娘。
川島 喜市  
平野の近所の印刷工場に勤める青年。
平野 宮  
4年前に自殺した平野祐吉の妻。
小坂 了稔  
箱根に棲む、平野 宮の菩提寺の住職と古い馴染みの僧侶。
降旗 弘 ※  
川島が平野に紹介した精神科医。
鬼一口:登場人物
鈴木 敬太郎  
地方新聞の活字組みをしている男。
宮村 香奈男 ※  
和書専門の古書肆。『薫紫亭』の主人。
柿崎 芳美  
柿崎写真館の不良娘。
柿崎 貞  
芳美の義母。
柿崎 国治  
芳美の父親。
久保 竣公 ※  
道にたたずんでいつもじっと柿崎写真館の不幸を見ていた男。
煙々羅:登場人物
棚橋 祐介  
箱根消防団底倉分団の古株の消防手。
堀越 牧蔵  
35年余を勤め上げた箱根消防団底倉分団を昨年一杯で隠居した消防手。
甲太  
手押しポンプの時代を経験している消防手。
和田 ハツ  
棚橋祐介の兄の婚約者。祐介の目の前で焼身自殺をした。
和田 慈行 ※  
山の寺の大火事の時、祐介の目の前で焼身したハツそっくりの坊主。
倩兮女:登場人物
山本 純子  
基督教系の全寮制女学校の教師で舎監。
神原  
生徒の間で『老婦人』と呼ばれている老いた女教師。
柴田 勇治 ※  
山本純子に結婚を申し込んだ財閥の長。
火間虫入道:登場人物
岩川 真司  
目黒署の刑事課捜査二係の係長。警部補。
藍童子 ※  
岩川の人生を滅茶苦茶にした子供。
河原崎 松蔵  
岩川の部下。
佐野  
岩川が扱っている詐欺事件の被疑者。
襟立衣:登場人物
円 覚丹  
円 覚道の孫、円 覚正の息子。
円 覚道  
真言宗金剛三密会の教主。円 覚丹の祖父。
円 覚正  
円 覚丹の父で真言宗金剛三密会の2代目教主。
牧村 拓道  
円 覚道の一番弟子。覚道の死後、金剛三密会を去り秩父の真言宗系寺院の住職になる。
毛倡妓:登場人物
木下 圀治  
東京警視庁刑事部捜査一課の刑事。
青木 文蔵  
木下の同僚刑事。
長門 五十次  
木下の相棒の刑事。
大島 剛昌 ※  
木下の上司。東京警視庁刑事部捜査一課課長。
木下 竹子  
木下圀治の叔母。
お熊  
元特殊慰安施設の世話役で、娼婦を束ねるポン引き。
辺見 仲蔵  
谷中の板金工場の社長。
桑原 暢子  
辺見仲蔵の姪。42歳。
桑原 豊子  
桑原暢子の娘。18歳。上野辺りに立っていた街娼。
桑原 幸夫  
桑原暢子の息子。11歳。
桑原 貞次  
桑原暢子の息子。9歳。
桑原 粂子  
桑原暢子の娘。8歳。
桑原 井子  
桑原暢子の娘。5歳。
桑原 留夫  
桑原暢子の息子。3歳。
川赤子:登場人物
関口 巽  
小説家。
中禅寺 秋彦 ※  
関口 巽の友人。古書店を営む書痴。
関口 雪絵 ※  
関口 巽の妻。
中禅寺 敦子  
関口 巽の友人の妹で教養科学雑誌の編集記者。
鳥口 守彦  
関口 巽に原稿を依頼していたカストリ雑誌の編集記者。


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