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やり直しが決定となったガルマ様のお衣装はさておき・・・ いよいよヘッドの製作です。 購入するヘッド素材を求めて、カスタムドールの代表的なメーカー3社(ノアド・ボークス・オビツ)のショップを足を棒にのようにして回って歩きました。 で、ゲリン少尉のヘッド用に決定したのがノアドの『1番ヘッド』です。 頭の大きさ、顔の輪郭や表情もこのヘッドが最も近いような気がします。 そしてヘアーはというと、これもノアドの33番ヘアーが最もイメージに近い色でした。 この手のカラー(ゴールドというかイエローというか)は全メーカー合わせてもかなりの色数があるのですが、私が選んだ33番はノアドにしかありません。 ボークスにも似たような色がありましたが、微妙にイメージとは違ってました。 ラッキーにもチョイスしたヘッドとヘアーが同じノアド製だったので さっそく『33番植毛済み1番ヘッド』を探したところ・・・ ・・・なんと、在庫切れ!(泣) この手の商品は待っていてもいつ入荷されるかわからないので、植毛済みヘッドの購入はあきらめました。(´_`) 未植毛の1番ヘッドと33番ヘアーを単品でお買い上げし、全植毛にチャレンジです・・・。(汗) (初めてのドール製作での全植毛、成功するのか・・・!?) これがお買い上げのノアド『1番ヘッド』&『33番ヘアー』 ではいよいよ、『初』ドールにして『初』挑戦となる植毛作業開始です。 まず、買ってきたヘアーは洋裁で使うしつけ糸みたいに大きな輪っか状に束ねてあります。 このままでは作業中に絡まってしまうこと請け合い!と考え、トイレットペーパーの芯に巻取ることに・・・(笑) (BGMは『♪い〜と〜まきまき、、、、』で。) 巻き取ったヘアーを30センチぐらいの長さにカットして、ぬいぐるみ用の針に通します。 植えていく順序なんですが、これは人それぞれやり方があるみたいで特に『こうです!』というのは無いようです。 だから私も、やりやすそうなところから毛量のバランスをみつつ植えていくことにしました。 で、1刺しずつスキンヘッドに植えていくのですが・・・ ・・・なんと地道で根気のいる作業なんでしょう(泣) いやいや、ほんっと〜〜に『地道』かつ『根気』のいる作業でした。(^^;) (1週間以上かかったと思われ・・・) 最後の写真、植えっぱなしの状態なので髪の毛の根元が浮いてます。(笑) だから、、このあとヘアースタイルを整えていかなくてわならないのです・・・。 |
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ゲリン少尉に続いて、お次はガルマ様のヘッドといきましょう! 少尉ヘッドと同じくショップ探索の結果、ガルマ様用ヘッドとして選んだのは『オビツ02番ヘッド』です。 オビツの02番というのはもともと女性素体用のヘッドなのですが、市販されている男性素体用のヘッドというのはリアル系(G.Iジョーみたいな)か、美形チックな物でも頭の形がどうも面長に作られています。 で、ガルマ様の頭特有の『丸いシェイプ』&『キリリとした顔立ち』に最も近いものを探したら、コレになってしまいました。 しかもラッキーなことに、オビツ02番には『パープルヘアー植毛済み』のヘッドが売られているのです!(喜) というわけでお買い上げしてきたのですが・・・ このヘッドにはラッキーばかりでなく問題が2つほどあります。 まず最大の問題は、このままではオビツの男性素体の首にくっつかない、、、ということです。 はい、ジョイント径も形状もまるで違うのです。(泣) これは後でなんとか改造してみるしかありません。(できるかな?) つぎに、オビツの植毛済みヘッドは全て『センターパート(真ん中分け)』で植毛されているのですが、ご存じのとおり、ガルマ様ヘアーは『左サイドパート』なんですな、これが。 したがって、ちょっと手を加えなければならない状況です。 この写真は、真ん中分けに植毛されたヘアーを櫛(くし)で無理やり横分けにしてみたところです。 サイドパート用の植毛がなされてないので、分け目の部分の『地肌』が丸見え状態です・・・(^^;) これではカッコ悪いので、地肌を隠して新たな分け目をつくるための植毛をしなくてはなりません。 植毛用に使用するヘアーとして、同じパープルの『ノアドロームの9番』ヘアーを買いました。 実はこの9番ヘアーなんですが、オビツヘッドにもともと植毛されているヘアーと同じパープルでも微妙に色が違います。 ノアドの薄紫はオビツのパープルよりちょっとだけ青っぽくて鮮やかな感じかな? ぱっと見ただけでは解らないのですが、よぉ〜く比べてみるとわかります。 (私はこのノアドの薄紫色のほうがスキです♪) でも、オビツでは植毛用のヘアーのみを売っていないという事情もあり、 分け目用の植毛にいい方の色を使用するので(分け目部分のヘアーがヘアー全体を覆うようになるから)いいかな? ということで、多少色味は違ってもノアド9番での植毛に踏切ることとなりました。 (ヘアーの微妙な色の違い・・・わかるかな? わからないですよね・・・(^^;) (これもゲリン少尉の時と同様、『植えっぱなし』なので髪の根元がおもいっきし立ってます。(笑) さてさて、 こうして2体とも植毛が済んだところで・・・ 次回はヘアスタイルを作っていくことにします♪ |
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さて、ヘアスタイルを整える前にクリアしておかないといけない『大きな課題』が1つあります。 それは、ヘッドとボディをジョイントする為の『首』の改造です。 ゲリン少尉のほうはそんなに大変な作業ではありません。 オビツの女性素体には他社製のヘッドが付けられるよう、径の違うジョイントパーツがデフォルト以外に3つ付属しているのです。 (なんて親切なんだ!) なので、もともと付いているオビツヘッド用ジョイントをドライバーでバラし、ノアドの首径に合うジョイントパーツに付け替えるだけでOKです♪ 問題なのは、ガルマ様のほうです・・・。 カスタムドールの改造サイトをググって探してみたのですが、『オビツ男性素体』に『オビツ女性用ヘッド』をくっ付けたという例は全くもってありませんでした。(泣) こうなったら仕方ありません、自力でなんとかするのみです! フルスクラッチで新規に首を作る手も考えたのですが、今回は予算の関係上『有るもの』でなんとかしようという方向性でいきます。 とりあえず、オビツの男性素体には2種類の首パーツが付属しているので (もちろん、両方とも女性用ヘッドには合いませんが)これをなんとか利用できないか?と、しばしにらめっこ。 左の写真は完成した『首パーツ』なのですが、じつは境界線から上の『A』部分と下の『B』部分とは別のパーツです。 『B』は素体に付属していたオビツ男性用ヘッドを乗せる為の首で、『A』は他社製のヘッドを乗せるために付属しているもう1つの首パーツを分解して、その1部を取り出したものです。 この『A』のパーツですが、図の『C』のところがリング状に2.5ミリほど出っ張っています。 その出っ張りをナイフ&ペーパーで1ミリほどに削り、 最終的にプラモ用接着剤を使って境界線のところで接着して写真のような部品ができた次第です。 次に、ヘッドのほうにも手を加えます。 思いきって、デザインナイフで写真のような大穴をあけました。 穴の径は、さきほど作った『首』パーツの細い方(くびれた部分)の径と同じサイズです。 要は、 ジョイントさせるときにヘッドに首をぐりぐり突っ込んでいけば『くびれ』の部分でひっかかって首が抜けなくなるだろう・・・ という作戦です。 もしかして、オビツ男性素体にオビツ女性用ヘッドを付けたのは私が初めて? (・・・なんてことはないだろうけど) と思いながら、今回もハードルを1つクリアできてホッと一息です。(笑) では、次回こそヘアスタイルの調整を・・・(笑) |
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さて、いよいよヘアを整える為の最大の難関、『パーマ』です♪ ドールヘアーの素材には色々な種類があるそうなのですが、 私が使用しているのは『サラン』と言ってサランラップなんかと同じものなのだそうです。 で、熱で変形するその性質を利用して『お湯』でヘアーにクセ付けをするのが一般常識らしいです。 というわけで、わたしもその『お湯パーマ』とやらに挑戦です♪ とりあえず、植えっぱなしで根元が浮いた状態の髪では作業がしにくいので お二方には熱湯シャワーを浴びていただき、半乾きになったところで作業開始です。 パーマ用のロッドは、太めのストローを利用。(笑) なんか天使の輪が光ってるし、サラサラつやつやの超ロングヘアー・・・ 手触りもよくて、後でヘアカットするのがもったいない気がしてきました。(^^;) ガルマ様のほうは、ロッドも使わず至ってシンプルです。(笑) この後、お鍋にお湯を沸かしてヘッド(2つとも)を20分ほどグツグツ煮たのですが・・・ ゲリン少尉のほうは失敗しました。(泣) イメージしたような形になってませんでした〜〜〜。(´_`) で、ゲリン少尉のほうは『巻き方』を変えて再度チャレンジです。 今度はなんとかカタチになりそうなので、このまま自然乾燥するのを待つことにします。 (最低でも2〜3日、1週間くらいは放置しておいたほうがいいそうです。) 仲良く乾燥待ち〜〜〜♪ このまましばらく放置状態が続くので、その間を利用して『やりなおし(ガルマ様制服)』をしましょうかねぇ・・・。(^^;) |
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