もどる
へなちょこ製作日記

1 2 3 4

フェイスペイント(1) 2004 年 3 月 9 日 ( 火 )
ヘアーの固定待ちの時間を利用して、いよいよフェイスペイントを始めようと思います。
『人形は顔が命』と言いますが、まさにそのとおりで
これに失敗したら他がどれだけ成功していても『不作』となってしまう、重要かつ最も難しい作業です。

まず先に少尉ヘッドから始めることにします。理由は、
顔描き初挑戦のおぼつかない筆使いでいきなりガルマ様の切れ長で細い目を描くのは難しいと思われるからです。
(少尉のほうなら多少『目』も大きいから作業しやすいだろうし、
こっちをやりながらペイントのコツも少しは掴めるのではないか?という考え)


で、まずはシャーペンで下書きです。

・・・紙にイラスト描くのとはだいぶ違います。(´_`)
曲面に描くのは平面に描く時と違って、正面から見てつじつまが合っていても
横やナナメや上や下からと違う角度から見たら全然つじつまが合ってなかったりするのです・・・。

消しゴムで何回も消しては描き直ししました。

 下書き、おわり。


なんとなく下書きができたので、いよいよペイントです。

今回初めて使うリキテックスのアクリル絵の具、うまく扱えるかどうか心配です・・・。
(もしかしたら、水性ホビーで十分だったかも?)




リップとまゆ毛を描いたあと、まずは白目から・・・





少尉の瞳はブルーです♪







☆を描き入れて、なんとなくできた?
なんか、キタナイ仕上がりだなぁ〜・・・。(´_`)
目も左右対称じゃないような・・・がちゃ目だ。(爆)



はぁ〜・・・
ものすごく集中力のいる作業です。
3センチほどの小さいヘッドに面相筆で描き入れなくてはならないので、肩に力が入ってしまうと筆を持つ手が震えて線がブレてしまうのです。
かと言って、肩の力を抜いて一気に筆を走らせると綺麗な線にはなるものの
下書きどおりの思ったところに塗れないし・・・。
やはりこの辺が『慣れ』を必要とするところなのでしょうか。
そんな調子ですから、一塗りごとに休憩して一息入れないと集中力が続きません・・・。
ゲリン少尉の顔を描くだけで1日半かかりました。(^^;)

でも、所詮は『ド』のつくど素人。
絵の具の乗り方が汚くて、至近距離では見せられないかも・・・。

いつか、そのうち場数を踏んで上手くなった暁にはリペイント(描き直し)するかもしれません。(^^;)


・・・とここまでやって、1つ買い忘れたものがあるのに気付きました。

仕上げ用の『ジェルメディウム』が無い!(ー_ー;)
(完成までに入手せねば・・・?)


フェイスペイント(2) 2004 年 3 月 10 日 ( 水 )
ゲリン少尉にひきつづき、ガルマ様の『顔入れ』をしましょう!


こちらもまずは『下書き』からです。
やはり平面に描く時と違い、いろんなアングルからチェックしつつ
つじつまが合うように何度も描きなおしをしてしまいました。(^^;)

なんとなく目のカタチは決まったものの、なんか似てません・・・。
・・・なんでかな〜〜?
(そしてヘッドとにらめっこすること、5分間)

「そうか、『鼻』が高すぎるんだ!」

というわけで、鼻を削ることに・・・。
・・・もちろんデザインナイフを使ってですが、なにか?
こういう場合リューターという道具を使用するらしいのですが、
宅にはそんな高価な道具はございませんので。(爆)

で、ほんのちょっとだけ鼻先を削らさせていただきました。
少しだけ似てきました。(ほっ)

あとはペイントする前のもう1つの課題、『肌色』です。

ガルマ様に関して言うと、
ヘッドは女性用の物なのでかなり色白に成型されております。(しかも、オビツヘッドは特に白いです)
一方、ボディは男性用なので女性用に比べて少々褐色気味に作られてます。
したがいまして、このままヘッドとボディを組み合わせるとへんてこな事になってしまうのです。

そこで取り出したるは『夏用ウォータープルーフ・ケーキ(水アリ)』・・・
・・・そう、使い残した夏用ファンデです。(笑)

綿棒を水で湿らせて、ファンデをヘッドに擦り込んでいきます。
ファンデを使う作戦は思いつきなんですが、けっこういい感じかも?
かなりボディの成型色に近づけたような気がします♪


 下書きして、鼻を削って、ファンデを塗ったところ


それでは、いよいよペイントです。

目が細いから、ムズイよぉ〜〜。
実は、目の輪郭を失敗してしまいました。(ー_ー;)
描いた目をシンナーで1回全部落として下書きからやりなおしたのは内緒です・・・(汗)


 とりあえず、描き終わりました。(´_`)


・・・ぜんぜん似てねぇ〜〜〜〜〜っ!! (>_<)

許してくだせぇ、ガルマ様ぁ〜〜、
私の実力ではこれが限界なのですぅ・・・(T_T)


これは・・・時間があればやり直しするかも・・・です。



--------------------------------------------------------------

さて、完成が見えてきたゲリン少尉のほうの写真です。



あと残っている作業は、
【コスチューム】制服の裾をまつるのと、肩章と両胸のラインの接着。
【ヘッド】アイペのジェルメディウム仕上げ。ヘアカット&セット
です。


仕上げ(1) 2004 年 3 月 16 日 ( 火 )
今回は全く画像ナシです。(笑)
(ここまでくると、完成図がもろバレなので・・・)


お湯パーマの固定を待つこと1週間、いよいよヘアカットです。


ここで私なりに用意したお道具を紹介。
 1)散髪用のハサミ
 2)カミソリ
 3)眉バサミ
 4)マスカラ調整用のコーム
 5)ヘアフォーム(スーパーハード)
 6)ヘアスプレー(スーパーハード)

と、どれも家に常備してあるものばかりです。(笑)
1〜3はカットする道具ですね。特に眉バサミは重宝しました。
(細かいカットに人間用の散髪バサミではチョット無理があるので(^^;)
4はマスカラ用のコームが1/6ドールにとって、丁度いい大きさの櫛(くし)なので使いました。
5、6は人間と同様にセットがくずれないようにするための仕上げです♪

ヘアカットは緊張です・・・
人間といっしょで、切り過ぎたらやり直しが効きません。
しかも、人形の髪は切り過ぎたら何年待っても伸びてくることはありません・・・
(伸びてきたらコワイじょ。)

で、カット開始〜〜〜。

--------(お見せできないので、カットの様子は割愛させていただきます)---------

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

・・・・・・切り過ぎました・・・。

頬からアゴにかかる部分を、もうちょっと長めに残しておくべきでした。(泣)
こうなったら、なんとかセットで誤魔化すしかないです・・・(T_T)




なんか、最後の最後で大失敗なのですが
とりあえず完成させるために残りの仕上げにとりかかることにします。

ヘアスプレーをシュシュ〜っと吹いたあと、まずは先日のフェイスペイント時にやり残した仕上げ処理をやりましょうかねぇ。
で、ゲットしてきた『ジェルメディウム』を目の上にたっぷり塗った後、乾いて固形化するまでの時間を使ってコスチューム(連邦制服)のほうも仕上げちゃおう!
裾はまつりぬい(ブラインドステッチ)ではなく、薄地の生地用の裾あげ両面アイロン接着テープでまつることにしました。
理由は、何より簡単だから。(笑) それと、表に縫い目をちょっとでも出したくなかったからです。

で、最後に肩章と胸のホワイトラインを接着してコスチューム完成〜〜♪

しばらくしてジェルメディウムも乾いたようで・・・
こうして、一応なんとか『ゲリン少尉』のほうはロールアウトすることができました!(笑)
(完成品はコンテスト出品時にUPする予定です♪)


しかし何と言いましょうか、「なんだかなぁ〜」という仕上がりです。(´_`)
時間があったら細々とやり直ししたいです・・・。(^^;)

(たぶん、そんな時間ナシ)

 


仕上げ(2) 2004 年 3 月 17 日 ( 水 )
少尉ドールが無事?ロールアウトし、ガルマ様のほうもいよいよ追い込みです。

まずはヘアカットからですが
少尉ドールで大失敗したせいか、こちらもカットする前からイヤンな予感がします。(^^;)
とりあえず超ロングなヘアーをバッサリと、首のラインでカットしちゃいま〜す。(笑)
そのあと、あの『ガルマ様特有』シェイプに近づけるため、眉バサミでチョキチョキと毛量の調節を試みました。

・・・なんだかボブっぽくなってしまいましたが、これでよしとします。(^^;)
(あんな髪型、実際にありえないっしょ。これが限界ということで・・・)
ん〜〜〜・・・少尉ヘアーほどの失敗ではないけど、大成功ってわけでもない仕上がりです。


こうしてカット終了後、こちらも『目』のジェルメディウム仕上げがまだだったのでやっちゃいました♪


人形自体はこれで作業終了となるのですが・・・
ガルマ様のほうはコスチュームが某問題の発生により、未だ全然完成しておりません!(爆)
・・・ですが、1度作ってやり方を覚えているのでそんなに時間もかからず完成するのでは?と思います。





ガルマ様ドールは、正確に言うとはまだロールアウトしていないのですが・・・
とりあえず今回の『ドール製作』に関しての日誌はこれで終了とさせていただきます♪
(あとは完成品の画像UPをお楽しみに〜♪ということで・・・)
製作にあたっての感想などは展示ギャラリーの『製作後記』にでもUPすることにして、
最後まで長々と読んで(おつきあい)くださった方、どうもお疲れさまでした♪ m(_ _)m
(そして自分にも『おつかれ!!』)


 


1 2 3 4