先日の読売の記事に続き、朝日のほうでもみっけた。
こちらは『9回』でなく、『10回』ってなってるけど・・・
まぁ、9回だろうが10回だろうが、大した違いじゃないけどね。
・デジタル放送、番組コピー10回まで 総務省検討委員会
十分な審議・検討という、“熟考の期間を必要とする”重要なプロセスをなおざりにし、国民を置き去り状態のまま“なぜか”急ぎ足で決定されてしまった『2011年完全デジタル放送化およびアナログ停波』。
十分な審議・検討がなされなかった故に次々に浮上してくる様々な問題に対し、“行き当たりばったり”的対処をしながら2011年を目指す『総務省』・・・
こんな「行き当たりばったり的対処」に振り回される我々は、一体どこに怒りの矛先をむけるべきか?
こんな調子でこれから先2011年までの間にも色んなことが好き勝手にコロコロと変更されることは、おおいに予想される。
もうね、メーカーにとっても迷惑な話だが、地デジPRに乗せられ、正直に早期地デジ化を果たした“一部の消費者”が馬鹿を見るのは、もっと気の毒な話だと思うよ。
(かと言って、何も改善されずに現行のまま2011年を迎えるのはもっと問題アリだが。)
社会保険庁の年金問題ではないけれど、これもっきとした国家ぐるみの『詐欺』だろう。
一番確かで馬鹿を見ないためには、2011年実際に『アナログが停波』されてから地デジ環境を整えても遅くは無いと思う。
そうなると皆が皆一斉に様子見状態になり、地デジが一向に普及しなくなって・・・これじゃ、卵が先か?ニワトリが先か?になるわけだが、まぁ、それが『十分な審議・検討をしなかった』ツケだと思えばよいのでは?
カイゼルさんのコメントにもあったように、「視聴率問題により、実際に2011年のアナログ停波は無理」という予想は私も漠然とは持っているが、数字に強い方々はその辺りの実際の数値やデータをお持ちの上でそのような予測をされている方も多いだろうとは思う。
やはり、一番強いのは“既成事実”なのかな?
先日ネットサーフィン中に、別の視点からの『2011年アナログ停波しない』説を唱える面白い意見を発見した。それは、「2011年になったとたんに出されることが予測される、使えなくなった大量のゴミ(テレビ・デッキ)を処理することは無理だ!」と、概ねそのような話だった。
たしかに、正確な数字は判らないが、“国民1人にテレビ1台”というぐらいのテレビ普及率である。2011年になったとたんに全国の各家庭から一挙に廃棄されるであろう、何千・何億個?のテレビやデッキの山をどのように処理するのだろう?大きな問題である。
・・・この『2011年、完全地デジ化/アナログ停波』問題については、まだまだ今後も動向を見守っていきたいと思う。
お友達がmixiのニュースで取り上げていた話題なんですが、
・デジタル放送番組、コピー9回までOK…総務省が要請へ
について。
私が思うに・・・これって
2011年アナログ停波に向け、当初の予想に反して『民間における地デジ化の普及』が思ったように進まない現状を打開する為の、総務省の“苦肉の策?”かと。
確かに、コピーワンス制限は放送番組を気軽に(私的範囲内で)楽しむには大きな『壁』となるわけで、
「9回までコピーできるなら、うちも地デジ化しようかな?」
と、地デジ化を前向きに検討する人が増えるかもしれない。
ただ、私は“地デジ”には賛成だが
様々な問題を抱えたまま『2011年アナログ停波(完全地デジ化)』に踏み切った総務省の方針には以前より大きな疑問を持っている。
この疑問が解決されない限り、私は『2011年完全地デジ化』には大反対である。
以下、
TVなどの『地デジ推進PR』CM等によって、よくわからないまま『地デジ』に踊らされている方々には是非とも聞いていただきたい。