雑記

思ったこと、あれこれ・・・

2005-03-02

メーガン法

賛成か反対かと問われたら、私は全面的に『賛成』派です。

いつだったか、現法相が
「円滑な社会復帰の妨げになる恐れもあり、慎重に・・・」
というような事を言っていたけど、それっておかしくないか?
私はこの言葉を聞いてからずっと違和感を感じてたのだけれど、この違和感はどこからくるものだろう?


社会復帰の妨げ・・・って、つまりは『レッテル』を貼られたら社会復帰できないとでも言いたいのか?
ふざけんじゃない。
被害者やその家族(や遺族)は一生消えない傷を抱えて、それでも社会で生きて行かなくてはならないのだ。レッテルを貼られたら社会復帰できないなどと、なぜ加害者のほうだけ擁護されなければならないのだ?社会復帰できるチャンスを与えられるということだけでもマシと思うべきだろう。
被害者は傷を一生背負わねばならぬのだから、それ以上に『レッテル』を背負って一生生きろ!と言うんだ。
刑務所は社会復帰の手助けになるよう職業訓練等も行っているが、社会復帰の手助けというならば、『レッテル』を受け入れることも教えてやれ。レッテルを貼られたら社会復帰できないような奴を、刑務所から出すな。
受刑者が食ってるクサイ飯の飯粒1つにしたって、我々の税金から購われているものだろう。出所者の情報公開に関して「円滑な社会復帰の妨げになる恐れもあり、慎重に・・・」というような“もっともらしい”事は、行政がやるべきことをできていて初めて言ってもらいたいものだ。できてないから問題が起きているんじゃないのか?

本末転倒な発言、これこそが私の感じる“違和感”の正体なのだろう。

(12:32:11) ‖ Category: 社会ネタ

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