中部国際空港がオープンするらしい。
飛行機で移動しなければ不自由なくらい広いアメリカならいざ知らず、
こんなに狭い日本にいくつ空港作ったら気が済むんでしょうか。


名古屋から成田まで、３時間ほどあれば行けます、関空なら２時間くらいです。
なんでそんな場所に国際空港をわざわざ作る必要がある？
「国際』空港なんでしょ？国際規模の移動を考えたら、２時間や３時間なんて大した時間じゃぁないでしょ。

昔と違い近年は飛行機の本数も増加の一方で、実際ニアミスやそれに近いことも起こっている現状を知ってますか？
それだけでなく、ダイヤが過密になることで空港の離発着にだって当然、今以上に影響が出て来るはずです。

何も中部国際空港のことだけを言っているのではありません。
何やら関西のほうでは神戸に新しい空港ができるという話も聞くし、琵琶湖のほうにも空港を作ってるらしいような話も耳にしています。
関西方面にはすでに伊丹・関空という大きな主要空港が２つもあるだけでなく、瀬戸内海上空のあの界隈には、さらに広島、岡山、高松、徳島、和歌山にも空港があり、昔はＹＳしか飛んでなかったけど、今ではどの空港もジャンボが離発着する立派な空港に変わっています。
そして１日に各空港から離発着している飛行機の便数を考えれば今でさえ相当混雑しているはずのに、さらに神戸や琵琶湖からの飛行機が飛び交うようになれば・・・

考えるだけでも恐ろしい。

本当に空の安全は確保できているのだろうか？
便数増やしたものの、海外の国内線みたく時間どおりに飛行機が飛ばないなんてことが当たり前になりやしないだろうか？

そんなにたくさん空港って、本当に必要なんでしょうか？

地域の活性化というメリットはあるかもしれないけど、空港はあくまでも『飛行機が離発着する場所』であって、飛行機を利用する者としては飛行機を安全・快適に利用できることを第一に考えてほしいのですが・・・。

私は、これ以上日本の国内に空港は無くてもよいと思います。