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2008-02-11
ギョーザ
久々にギョーザ食べました。
別に、一連のギョーザ騒動のせいで食べ控えていたわけではなく、ただ単に食べる機会が無かっただけですけど・・・。
まぁ、美味しかったです。
企業だけでなく、国や行政・消費者も皆、色んな意味で“見直す”きっかけになっているだろう『ギョーザ事件』だけど・・・私は前から心配してたんだよね、「こういうことが起きたらどう対応するんだろ?」って。
『食』に限らず今の日本の消費社会では、事実上全ての中国製品を排除して成り立つことは不可能なところまで来てしまった。これは多くの企業がこぞってそうしてきたからだ。一方で、田中角栄によって中国との国交は回復したとは言え、現在に至るまで中国はけっして日本の友好国ではない。こういうリスクがあることに目をつむって「中国とは切っても切れない仲」という既成事実を作ってきた全ての企業にも問題はあるだろう。
そして、日本の社会がそう成りつつあるにも関わらず、中国との“どっちつかずな外交”を続けていた(というか、続けている)日本政府にも大きな問題はある。ある意味、企業まかせだったのかもしれない。日中関係を企業の自然な動きにまかせてその上に乗っかり、問題が起きれば「各企業の責任で〜」と逃げられるカードも持っている・・・なんていうか、ズルい。
行政?それ以前の問題でしょ。もう全てにおいて行政がちゃんと機能してないのは、道路・年金その他諸々で明白だ。この件に限らず行政は抜本的に変わる必要があるのだから。
消費者の責任・・・それは一理あると思うが、責任ってどこまでよ?
「昔はみんな手作りで〜」とか言われてもねぇ。時代が違うし、日本人の生活様式は昔と変わった。それは否定するべきことではない。そりゃ、素材を厳選し手作りするに越したことはないだろうけど・・・では、全自動の洗濯乾燥機が普及するこのご時世に「昔はみな洗濯板使って手荒いしてた」とか言って、洗濯板の時代に回帰することがいいことなのか?っていう話だ。
企業には中国相手のビジネスについてもっと慎重になってもらいたいし、国には(外交的にも)中国と手を切っても大勢に影響のないカードを持てるような、そういう国にしてほしい。
消費者には中国製品を信用しないでもらいたいし、行政には・・・(以下省略)
だから、行政はそれ以前の問題をまず解決してくれって!
(22:08:00) ‖ Category:
社会ネタ
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