イラクでの邦人人質事件について、私なりに思うことはあるのですが、
ただこれだけは言いたいです。

何があろうと自衛隊は撤退してもらいたくないと思ってます。
でも、日本政府は３人の方を救うために全力を注いでほしいです。


そして、万が一最悪の結果となってしまっても・・・
それが総理のせいだとか、日本政府のせいだとか、アメリカのせいだとか、イラクのせいだとか、
とりあえず『誰か』のせいにするのはやめてほしいと思います。
それは責任転嫁にしかなりません。

３人の方は、けして強制されてイラクへ行ったのではありません。
自分の『自由意志』で行かれたのです。
で、当然イラクに行くというのはこのような命の危険にさらされることを『覚悟の上』でのことです。

『覚悟』をするときに、「何かあっても日本がなんとかしてくれるから」とか「アメリカがなんとかしてくれるから」なんてことを考えて覚悟する人がいますか？そんなの『覚悟』とは言いません。
彼等だってきっとそうに違いありません。

悪いのはあくまでも彼等の自由意志を奪おうとしている者達です。

誰かのせいにするのは簡単です。
やり場の無い怒りや悲しみをぶつけるには『誰かのせい』にすることが一番手っ取り早い方法だから・・・
でもそれは必ずしも、現在人質になっている彼等の意志と同じではないと思うのです。


一刻も早く、無事３名の方が救出されることを願ってやみません・・・。