雑記

思ったこと、あれこれ・・・

2005-05-31

さらに考察してみた

本当はコメントで返すつもりだったんですが、長くなりそうなのでトラバという形にしちゃいました。(^^;)

私は与えられた時間が自分の周りをとうとうと流れ行く無駄を感じることに喜びを感じられたりもする ので、一概に時間を節約することに価値観を見出すことができないのだ
(トラバ元はこちら



とても素敵なことだと思います。喜びを感じられるために費やされたのなら、それ(< 無駄にとうとうと流れ行く時間)はすでに無駄なものではありません。他で節約しなかった時間は『喜びを感じられる』時間へと変わったのだから・・・。こういうセリフは、自分自身で自分の時間に対する価値観をちゃんと持っている方だからこそ言えるわけで、うらやましいですね。全くそのとおりです。


『時間の使い方』というものに対しての自分自身の価値観をちゃんと持っているからこそ、時間が欲しければ対価を払って手に入れたり自分が費やしたい時間の為に他の時間を節約してやりくりしようとするし、また、それが可能であることも知っている。事実、『ファストパスがあれば使う』と言ったトラバ元の筆者は、金で買える時間があることをちゃんと知っていらっしゃいます。
捉え方によっては、自分は時間に対して無頓着であるかのような書き方をしてるようにも思えますが、実はちゃんと価値観を持っていらっしゃる方なんだなぁと思います。
このような方に私如きが能書きタレる必要は全くナシ、あんな記事にトラバしていただき、全くもって恐縮の極みです。(^^;)


私は、がんばって時間をやりくりして、それでも「時間が足りない」と嘆く人には共感できるし応援したくもなるけれど、与えられた限りある時間の中でやりくり可能なものに対して、買えるのに「買えないもの」とか、貯められるのに「貯めておけないもの」とか、あたかも座右の銘であるかのようなレッテルを付けて「時間が足りない」と嘆く者には同情しません。自分の怠慢を疑うべきだと思うから・・・。


そもそも、私がつらつらと書いている内容は『時間』を3次元に存在するものに置き換えて話をしていますが、本来『時間』とはトラバ元の筆者が“共通の認識として持つためにこそ物理的な時間が存在するのではないか ”と言っているように、“概念”の名称です。概念を買うことはできるか?雇うことができるか?貯めることができるか?そんなのできないに決まっている。(第一、文法的にもおかしい。)
だが、『時間』という“概念”が消えることは無い、少なくとも、そう“簡単”には・・・。

しかしながら、最初に言ったように『時間』を3次元に存在するものに置き換えて話をしたなら、それはあっという間に消えても不思議でないモノになってしまう・・・つまり、こうだ。

買えない・雇えない・価格もない・簡単に消える・蓄積も出来ない


この中で、時間を本来の性質である“概念”として話すなら、
『買えない』『雇えない』『価格もない』『蓄積もできない』は肯定できるが、『簡単に消える』というのはおかしいし、
逆に、時間を3次元に存在するものに置き換えて話をするなら、
『簡単に消える』は肯定できるが、『買えない』『雇えない』『価格もない』『蓄積もできない』というのはおかしいのだ。

私はつい先日のUSJ紀行で“時間は金で買える”ことをあからさまに実感したばかりだったから、時間を3次元的に例えた『簡単に消える』には共感できたけど、その他の4項目には対しては全くもって共感できなかった。だから、共感できるものを基準に(つまりは『時間』を3次元的に置き換えて)話をしてきたわけだが・・・もし上記引用文の筆者が『時間』を“概念”として5項目を列記したのであったなら、私は逆に『時間は簡単に消えない!』というタイトルで記事を書き直さねばなるまい・・・(笑)


どちらにしても、この何気ない上記引用文を最初に読んだ時に何故記事で取り上げたくなるほど“不協和音”を感じたのか、自分でも不思議に思っていたのですが・・・たぶん私が感じた不協和音の正体はこれなんだと思います。

(22:12:51) ‖ Category: 拾いネタ

Comments


ラミー:
この記事を読んで、(観念的に捉えるならば)時間は消えるんじゃなくってきっと思い出に変わるんだろうなぁ・・・って思いました.wトラバありがとうございました.
2005-05-31 (22:59:17)

ひろみおねい:
う〜〜ん、ラミさんてロマンチストですね♪
2005-06-03 (02:32:12)


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