雑記

思ったこと、あれこれ・・・

2006-10-19

百器徒然袋-風

近頃、ようやっと3年ぶりくらいに『京極堂シリーズ』の新刊が出たもんで・・・とりあえず、さっそく新刊をゲットしたのはいいのですが、その前に読んでしまわないといけないのが1冊残ってたんですわ。

それが『百器徒然袋-風』。

そう、『百器徒然袋-雨』の続編ですな。
『雨』で、“憂鬱→鬱憤→憤慨”とシリトリで来て、その続きだから“慨然→然疑→疑惑”なわけです。
本作は時系列で言うなら、これから読む『邪魅』よりも後の話になるようです。
(作中、しきりに『大磯の事件』という言葉が出てくるし)

詳しいネタバレ的内容は、『邪魅』を読み終えた後に『邪魅』のデータと一緒に、うちのサイトの京極堂コーナーに(いつものように)まとめてUPするつもりですが・・・
とりあえず「やっぱり!」と思ったことと、「やっと現れたか・・・」と思ったことが、1つづつ。

「やっぱり!」は、語り手:本島クンの名前について。
『雨』では最後の1ページでやっと、語り手の名前が『本島』だと判る訳ですが・・・
本作では、最後の1ページでやっと、本島クンの(下の)名前が判明します。(笑)

「やっと現れたか・・・」は、榎木津のとーちゃんです。
京極堂シリーズ始まって以来、毎回名前とお噂だけは予々聞いておりましたが・・・
やっと、ご本人が登場ですよ。(笑)


この『百器徒然袋』シリーズは、いいですね。
榎木津が主人公で、解りやすい事件が榎木津によって解りやすく一網打尽に粉砕されていく様が何とも言えず愉快・爽快・痛快!
京極堂シリーズの本編を読む時のように頭をフル回転させて読む必要もなければ、構える必要もなし、ただただ笑って愉しめるところが好きですね〜。


というわけで『雨』終了、これより引き続き『邪魅』いきます。(笑)



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【10/20 追記】
アップロード済みの自分データで確認したら・・・
“榎木津のとーちゃんが登場したのは初めて”というのは、誤りでした。
『魍魎』で登場してましたね・・・(汗)みっしり
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(20:20:11) ‖ Category: Impressions

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