私はどちらかと言えば“頭痛持ち”で、いつ頭痛がきても大丈夫なように頭痛薬をいつも携帯しています。
で、私の場合ですが・・・苦しめられる頭痛の種類が２種類あるんですね。
１つは日常よく起こる頭痛で、頭全体が締め付けられるようにガンガン痛くなり、疲れた時や肩こりがひどい時によく起こります。この頭痛の場合は頭痛薬を飲めばすぐに痛みが治まる、いわゆる“たちの良い頭痛”ということになります。
そういう頭痛とは別にもう１つ、私が苦しめられる頭痛・・・これが、“たちの悪い頭痛”です。



“たちの悪い頭痛”・・・
この頭痛を初めて経験したのは、かれこれ12年くらい前だと思います。
どういう症状かというと、頭の片側（たいてい右側）だけが脈打つようにズッキンズッキンと痛くなり、ひどい時には吐き気をもよおす時もあるほどその痛みはハンパじゃありません。“たちの良い頭痛”とは明らかに痛みの種類が違います。ズキズキの震源地の部位によって、それが目の奥だったら片目からだけ涙はでるわ、鼻の奥だったら片側の鼻だけつまるわ、後頭部から首のあたりにかけてだったら片側の顎関節あたりがだるくなるわ・・・で、もう散々です。
この頭痛が始まると頭痛薬を飲んでも眠気をもよおすだけで痛みには全く効かず、頭を柱に打ちつけたくなります。痛みが起きている最中は当然、日常の用事をこなすのは困難になって寝るしかなくなります。（寝て起きたら治まっている場合もあるので・・・）
しかもこの頭痛が不思議なのは、何の前触れもなくある日突然やってきて数日間から数十日間にわたって間欠的（日に１、２回位の頻度）で痛みを引き起こした後、いつの間にか消滅する・・・ということです。で、そのあとは数ヶ月〜１年以上全く起こらなくなったと思えば、ある日突然（忘れた頃に）再びやってくるので、私にはもう、恐怖極まりない頭痛なのです。

・・・で、不運なことに。
年明け早々かれこれ１週間以上、この“たちの悪い頭痛”が（１年以上ぶりくらい？に）ただいま訪問＆滞在中なのです。（泣）
頭痛がやってくる要因も判らなければ、何が引き金で痛みだすのかもわからず・・・薬も効かないから手の打ちようも全く無く、今はただ々々この群発性地震のような頭痛が通り過ぎるのを、こらえながら待っているような状態です・・・とりあえず、なんとかやり過ごすことさえできれば、また数ヶ月〜１年くらいは恐怖とサヨナラできると思うので。