痴漢行為の最大の問題は、『人の嫌がる行為』であるということ。
された側が不快だからこそ『犯罪』という定義付けがされるのです。

その行為の卑怯性を声高に批判してみたり、１番の問題が冤罪だと言っているあたり、
いかにも男性の言いそうなことですね。
（被害者の気持ちを問題とした内容は１つとしてありませんでした。）
どちらも確かに問題ではあるけれど、やはり根本的な最大の問題は“女性が嫌がっている”という事実じゃないんですか？女性が嫌だと思わなければ、その行為が卑怯になることもないし、冤罪にもならないでしょ。


被害者の気持ちなんか、所詮、男性には解りやしない。
だから、解ったような物言いをする正義漢には、「おまえが言うな！」です。
そんな薄っぺらな正義感で世の中の痴漢が撲滅できるほど、世の中は甘くありません！

男である以上、女性の側からすれば全ての男性は“加害者になりうる者”に属しているのです。
その中で痴漢撲滅を提唱する図式というのは「オレをいっしょにしないでくれ〜〜っ」と訴えているようで、やはり“女性擁護”のためじゃなく“自分擁護”のためとしか見えません。

自分擁護、悪いことじゃないですよ。（自分を守るのは当然のことです）
でも、『痴漢行為』の根本的な問題は最初にあげたとおり“女性が迷惑に思っている”ということなんです。
その根本的な部分の理解・解決なくして痴漢撲滅はありえませんよ。