今日はまず、web上のオープンソースデータとして公開されている
こちらの方の日記から、
この方と同じ視点での私の考えを、掲載文を一部引用っぽくした形をとりながら書いてみました。
まぁ、同じ視点から見たときにこんな考えもあるんだ・・・てことで。
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そう言えば、こういう本が出ているのだそうです。
『負け犬の遠ぼえ』(というらしい)
世情に疎くてお子様な私は、そんな本が出てるなんて全然知りませんでした・・・
この本の言うところの『負け犬』は、30歳以上で未婚の子なし独身女を指すんだそうです
どんなに仕事が出来ても、どんなに美人でも・・・
30を越えた独身未婚子なし女は『負け犬』なのだそうです
(つまり、私も『負け犬』に分類される)
著者の独特の感性から見た女性観なんですが・・・
この著者が女性であることがまた1つの読みどころらしいです・・・
で、著者自身もこのようなベストセラー?を書いていても、このカテゴリーに入るそうです
つまり『負け犬』・・・
確かに、(日本に限って言えば)世間の多くの男性は30を越えた未婚女性に手を出そうとはしません・・・よね?
・・・あ、全ての人がそうだとは言いませんが(笑)・・・
少なくともそこそこに出来てそこそこにモテル男は・・・選びません
30を越えても未婚であるということはある意味、誰も選ばないで今まできたってことだもんね?
(選んでもらえないのがわかってて手を出すより、手近なとこで済むならそれにこしたことはないしね)
もちろん『負け犬』と言われる私にもいろいろと言い訳はあります・・・
曰く、自分に見合うだけの男がいなかった・・・人生の一大事に妥協は許せなかったんだもん・・・
曰く、仕事のほうが面白い・・・だって、こんなに面白い仕事をやめられるわけないぢゃん・・・
曰く、結婚なんて・・・出来ないなら出来ないで別の幸せ探しちゃいけませんか?・・・
また『負け犬』と呼ばれる女性達には、いわゆるデキル人も多いです (< 私はきっとコレだ!)
で、(日本に限って言えば)えてして男というのは自分よりデキル女性を敬遠する傾向もあります
つまりますます『負け犬』街道まっしぐらになりがち・・・
でもね、黄昏るときが来て結婚した相手に頼った生き方しかできないというのも実際情けない
1人でなんとかやっていけるなら、不倫相手に頼るといった愚かしいことをする必要もない
たった1人で生きていける人並みはずれたパワーが欲しい・・・
と思っている私にはまさにむむ〜、と言う本のようです
肩肘張って男性社会で生きてるまだ『負け犬』になっていない女性に読ませてあげたいです・・・
私に?って??・・・すでに『負け犬』にカテゴリー分けされている者が『負け犬』について解説した本を読んでも自己分析にしかならないでしょう・・・
どうもこの本は『負け犬』じゃない人が読んで「あぁ、私は負け犬じゃなくてよかった♪」って安心する本みたいです(笑)
人に祝儀をあげるばっかりで自分は貰うことの無い女性に、無償の精神すら感じる今日この頃です (爆)
タジマヨウコあたりに言わせるとモノ凄い追い風攻撃を期待できるんでしょうが・・・
私から見れば・・・この本を読んでむきにならないとしたら・・・
まさに『遠ぼえもできない負け犬』です(笑)
少なくとも、遠ぼえするってことは本人『このまま引っ込んじゃいないぞ!』って思ってるわけですから・・・
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まぁこの本、筆者自身が『負け犬』と認めながら執筆しているというその自虐的なところがウケる理由の1つでもあるんでしょうね。(笑)
私は自分を『真』の負け犬とは思ってませんが、筆者と同じ女性ですから筆者の言うところに納得する部分も無いではないです。
『女性』という同じ土俵に立っているからこそ賛成意見も反対意見も生まれるわけで・・・
確かに面白そうな本です。
でも、結婚して子供を産んで幸せな方に「この本読んだほうがいいよ〜」って言われるならまだしも、土俵の外にいる男性に「読んだ方がいいよ」と勧められても、正直何の説得力もないですねぇ〜、親切心からということだけは理解できますが。(親切心からでなけりゃただの『こき下ろし』になっちゃいます)
それ以前に・・・辛辣な言葉と共に勧める以上、自分自身でちゃんと読んでみたのですよね?(^^;
『負け犬』に分類された側の1人として、
本に書かれているであろうその辛辣な内容に腹をたてる気にはなりませんが・・・
本の内容に共感して負け犬に説教タレようという『男』の輩には、思いっきし吠えて噛み付いてやりたいですね〜(笑j
この本の内容に「そうだそうだ〜」と異口同音を唱える男性諸君、
あなた何様のつもりですか?
逆に、この本の内容に「全くもって時代錯誤な考えだ!」と負け犬を擁護する男性諸君、
あなた達も余計なお世話です。
どちらさんも、そういうことはまず『女性として人生やり直して』から言ってくれや。
(できるものならば、だが。)
所詮、君らはこの件に関しては『1外野』でしかない。
自分の意見を言うのは自由だが、当事者たちの生き方にケチをつけていい道理は無いのだ。
女性である本の筆者やその意見に賛同する勝ち犬さん達の言い分なら、それは立派な『意見』として負け犬側も受け入れようではないか。
しかし、『1外野』が同じ事を唱えてもそれは自分の意見ではなくただの『受け売り』でしかない。
私は男じゃないから、男の生き方は知らん。
だから、男の生き方でどういうのが『勝ち』でどういうのが『負け』なのかはよくわからん。
よくわからんから、男の『生き方』についてケチをつけることもできないし、アドバイスなぞしたくても出来んがね。
逆の男は、女じゃないのに女の生き方についてアドバイスができるほど理解することができるのか?
それって、凄い。
(だとすれば、『ニュータイプ』は男から発生した人類だな、きっと。)
それとも、解った『つもり』になっているだけなのか?
私は女性に無い優れた部分を持つ『男性』という生物に対して『尊敬』の念を持ってるけど
本当に彼らが『尊敬に値する』生物なのか、考え直す必要がありそうだ。
ところで、『結婚して子供を産まなければ人生に負けたも同然』という考えのまかり通る時代はいつまで続くんでしょうね〜。
遠い(近い)将来、この本を読んで「あぁ、私は負け犬じゃなくてよかった♪」と思ってる方が一転して『負け犬』と呼ばれる世の中になってないことをお祈りしています。
特に女のお子さんを持つ方々・・・
人の生き方も多様化してきた現代、『貴方が考える幸せな生き方』が必ずしも『お子さんにとっての幸せな生き方』とは言えない世の中が訪れる可能性が無いとは言えないんですよ〜
(< これが『負け犬の遠ぼえ』になるんですネ、 最後にちょっと吠えてみるてすと(笑))
幸せの定規は人それぞれです・・・
ただ1つ確かなのは、本当の意味での『人生の勝ち負け』は、死を迎える時にその人自身によってジャッジされるものなんじゃないでしょうか?