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2004-05-14
お世継ぎ問題
まず最初に断わっておきますが、
この記事は『皇室の是非』を問いかけるものでも、『皇室典範の内容』について言及するものでも、『宮内庁のやり方』を否定するものでもありません。
ただ、同じ1人の女性として気の毒だなぁ・・・と。
人の性別が決定されるしくみは、たしか高校で習ったはず。
女性の染色体は『XX』、男性の染色体は『XY』、それが分裂して、女性の場合はXとXに、男性の場合はXとYになります。つまり卵子は全てX、精子にはXのものとYのものと2種類あり、受精の際にX精子と受精した受精卵は『女』となって、Y精子と受精した受精卵は『男』なるというしくみです。
少なくとも、産まれる子供の性別決定に“女性側”の染色体が要因することなどありえないんですが・・・。
まぁ、男性にしたって女性にしたって(意図的な人工受精でもしないかぎり)自分の意志で受精する精子を選択することはできないのですから、やはり性別決定というのは『偶然によって決められるもの』・・・神の領域なんじゃないんでしょうか?
同じ相手の子供を100人産んで100人とも女だったり(逆に男だったり)、100人とはいかなくても80人とかだったら、男性側の染色体XYどちらかの染色体に異常があることも考えられるでしょうけど、それにしたって男性側の要因であって、女性側の要因では100%ありえません。
でも実際に100人子供を産むなんて現実的な話ではないし、子供1人や2人ぐらいの結果では統計的には何の意味もないわけで、
どちらにしたって、男子が産まれないことで女性にプレッシャーかけるというのがどれほど『学』も『教養』もない行為であるかお解りでしょうか?
まぁ、『男子しか皇位を継げない』と記載されている皇室典範の内容を改善すれば何の問題もなくなるんだろうけど、最初に言ったとおりこれは『皇室典範の内容について言及する記事』ではないので、ここまでにしておくナリ。
(05:43:00) ‖ Category:
社会ネタ
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