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2006-07-22
あえて、反対意見
欽ちゃんが球団解散を撤回した件について。
ブログや報道を見るかぎりでは、世間のムードは大方「よかった、よかった。」一色のところ、ブーイングを覚悟で、あえてあまのじゃくな意見を・・・。
欽ちゃんが山本の淫行事件を受けて球団解散を発言した時、正直私は「なんで?」と思った。
山本の淫行なんて本人の問題で、球団とは直接関係ないじゃん・・・なんで球団解散するの?、てね。
でも、他の誰でもない球団オーナー自身がそこまで言うからには、私には解らないけれど欽ちゃん自身の中に何かしらの責任を感じてのことだろうし、当然、所属する選手やスポンサーのことやそのアフターケアについても考えた上での『大きな決断』であろうと思い、なかなか出来ることでは無い立派なことだと思った。
ところが、今回の発言撤回・・・
結局、要するに、色々考えた上での決断ではなく『勢いで言ってしまった』だけのことなのね。
ファンや、みんなは「よかった、よかった」って言ってますが、これって本当に手放しに「よかった」と喜んでいいことなんですか?
オーナーであり監督である、言わばトップの中のトップに居る立場の人間が『存続に関わる重大な内容』を、周りの事や後先考えず勢いだけで発表する・・・このような“軽卒”なこと、政治でも企業でもありえないよ、普通は。
この発言を擁護する意見として、
「相手の女の子に対する『すまない』と思う気持ちでいっぱいになって、つい口走ってしまったんだよ」
と言うのを目にするが・・・
では聞くが、球団解散することで被害者が少しでも救われるのか?
救われるというなら、解散するもいいだろう。
しかし、何より不信感でいっぱいなのは・・・被害者当人とは関係ないところで、「解散する」と言ってみたり、「解散やめた」と言ってみたり、テキトーな事を言ってるという事実だ。
被害者に対する謝罪をこめての『解散発言』だったと言うなら
「野球やっていいか?」
て、訊く相手が違うんじゃないの?
ファンに訊いてどうする?まず被害者に訊けよ!・・・と思うんですが。
なんか、結局は
解散する理由が『被害者に対する気持ち』とかに基づいたものじゃなかったんだ・・・
・・・ていうか、その『気持ち』はいったい、どこへ行っちゃってますか?状態でしょ、今となっては。
こうなってみると、
周囲や後先のこと・自分がどのような社会的影響を与える立場の人間であるかを考えてないという点において・・・片や愚行に走った山本と、片や軽率な発言をした欽ちゃん。
両者ダブって見えてくる部分が、無きにしもあらず、だ。
欽ちゃん自身、「山本だけが責められる問題じゃない」と言っていたが・・・
あんたは『山本問題』ではなく
むしろ『軽卒発言問題』で責められるべきだよ。
個人的に私は(昔から)山本のことは生理的に嫌悪感のある芸人だったので、私の奴に対する印象が事件を起こす前と後で変わったという事はないのだが・・・欽ちゃんに関しては、これを機に180度変わったね。
萩本欽一、嫌いです。(ていうか、なりました。)
特に今は、嫌悪感でいっぱい・・・。
その時々の気分でのテキトーな言動って、(善人・悪人、関係なく)、単に社会の迷惑!なだけ。
善人だからと言ってオブラートに包まず、ちゃんと言及したほうがいいと思うけど。
時には、きっちり責任をとってもらうことだって必要じゃないの?
思慮が浅い=言われないと解らない、
ってことなんだから。
(20:30:53) ‖ Category:
社会ネタ
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